守備面での成長がもたらした攻撃面の進化。青森山田DF丸山大和が猛者との日常で磨いてきた自信
ゲキサカ / 2022年1月24日 19時30分
丸山はこの試合後に「1年間を通して最初の頃は自信がなくて、立ち振る舞いも弱く見えて、周囲からもそう言われていたんですけど、だんだん試合を重ねていくうちに自信も付いていって、そういうことがあのゴールに繋がったと思います」と、自分で奪ったゴールについても触れている。自信を付けた“守備面”が、もともとの武器でもあった“攻撃面”へと確かな効果をもたらしていく。自分の中で重ねていった相乗効果が、一層の進化に繋がったことも、見逃せない。
「大学サッカーはこれまでの高校サッカーとはレベルが違いますけど、試合に出ていればサッカーというのは成長すると思うので、まず1年目からスタメンで試合に出ることを目標にして、青森山田の3年間で培ったことを生かせればと思います」。進学する東海大学でも、青森の地で手にした自信を携えて、堂々とピッチに立ち続けるはずだ。
そして、視線はその先にある大きな目標を力強く捉えている。「プロサッカー選手という目標はかなり明確になってきました。どういう道を辿っていけばいいのかとか、どういう目標を掲げてやればいいのかというのは、自分の中でハッキリしてきましたね」。
この1年での成長速度を考えれば、周囲とのハイレベルな競争がこの男の力をさらなる高みへと押し上げていくことは、容易に想像できる。ハッキリしてきた辿るべき道の先にはきっと、丸山の望む世界がどこまでも広がっている。
(写真協力=『高校サッカー年鑑』)
(取材・文 土屋雅史)
(※青森山田高の協力により、リモート取材をさせて頂いています)●【特設】高校選手権2021
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