20歳の強い覚悟…追加招集も大きなチャンス、MF松岡大起「一日一日を大切にしたい」
ゲキサカ / 2022年1月17日 12時23分
当初は招集メンバーに入っていなかった。しかし、追加招集という形で日本代表に初選出。MF松岡大起(清水)は、その大きなチャンスをつかみ取ろうと気合いを入れている。
01年6月1日生まれの20歳。鳥栖のアカデミー出身で、19年には2種登録選手としてJ1デビューを飾ると、同年6月には高校生ながらもプロ契約を締結して23試合に出場し、翌年からはレギュラーに定着。昨季途中には清水に完全移籍を果たしたものの、ここでもレギュラーポジションを奪い取り、15試合に出場してチームのJ1残留に貢献した。
その活躍も評価され、セルティックに移籍したFW前田大然、FW旗手怜央に代わり、同僚のMF鈴木唯人とともにA代表初選出。「初めての選出なので、すごく嬉しい」と素直に喜びを表しつつ、「自分の持っているものをすべて出してアピールする強い気持ちと強い自覚を持って、この合宿にきた」と力を込めたように、限られた機会の中で存在感を示そうとしている。
「W杯の舞台は自分自身の身で体験したいと思っている。それを勝ち取るためにも、この合宿をすごく自分の中で大切にしたい。一日一日を大切にしたい」
A代表の選手として、第一歩を踏み出す今回の活動。経験豊富な選手と積極的にコミュニケーションをとるだけでなく、プレーを目で追って盗めるものは盗む。吸収できるものを吸収して自身の成長につなげつつ、「自分の特長をすべて出したい」と自らの武器もアピールし、初の活動を無駄にはしないという強い決意を表した。
パリ五輪世代で中核を担うことが期待される一人だが、「目の前のことしか考えていない」と今合宿に集中。「まずは目の前のところで、自分のパフォーマンスをすべて出すための準備をしてきた。そういう中で結果を出すことで今後のパリ五輪も見えてくると思うので、まずは自分の置かれている状況で精いっぱい自分のプレーを出したい」と意気込んだ。
(取材・文 折戸岳彦)●カタールW杯アジア最終予選特集
●カタールW杯各大会予選一覧
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
五輪予選で株上昇…キャリア転機は「SB転向」 大岩Jで唯一無二、プロ5年目のスペシャリスト
FOOTBALL ZONE / 2024年7月23日 16時10分
-
パリ五輪落選で実感「力がない」 欧州組の“溢れる才能”も無念…漏れた逸材たち【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月14日 7時40分
-
「正直入れないかと」パリ五輪メンバー佐藤恵允の紆余曲折…大学生で初招集、常連組への道のり、最終予選で苦戦もパリへ「全試合全力で」
ゲキサカ / 2024年7月5日 10時23分
-
内野貴史、バングーナガンデ佳史扶ら常連組も落選…パリ五輪に道をつないだ88人の名は
ゲキサカ / 2024年7月3日 16時40分
-
「試合に出られる喜びを噛みしめている」全試合出場の充実、ブラジルでの時間、パリ五輪世代として…福岡MF松岡大起が語る現状
ゲキサカ / 2024年7月1日 10時16分
ランキング
-
1篠原信一が「銀」に泣いたシドニー五輪「世紀の誤審」から24年 柔道界の鉄人が指摘する「国際試合ならでは」の事情
NEWSポストセブン / 2024年7月23日 11時15分
-
2《性的暴行で逮捕》佐野海舟容疑者、オンラインサロン上に“新規メッセージ”でファンが騒然「僕はひたすら待ち続けます」
NEWSポストセブン / 2024年7月23日 11時15分
-
3球宴会場が騒然…真っ赤なド派手衣装が「1人だけやべえ」 超奇抜ファッションにSNS衝撃
Full-Count / 2024年7月23日 17時16分
-
4トロント地元紙 菊池雄星はトレード濃厚と報道「来週以降もブルージェイズで投球する可能性はゼロに近い」
スポニチアネックス / 2024年7月23日 10時10分
-
5サッカー女性審判、日本人最多3度目のオリンピックへ…初舞台の悔しさ胸に「正確なジャッジ」
読売新聞 / 2024年7月23日 15時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)