“国内組限定”森保Jが流経大に7-0圧勝!! FW上田綺世が後半だけでハット達成、大迫ら4選手もゴール
ゲキサカ / 2022年1月21日 17時58分
前半34分、大迫がポストプレーから股抜きパスで落とすと、稲垣が強烈なミドルを狙うもわずかに枠外。同38分には酒井の豪快な突破から武藤が右サイドを抜け出し、グラウンダークロスに相馬が反応。だが、シュートは相手にブロックされ、こぼれ球を拾った江坂が右足で突き刺したが、オフサイドの判定が下された。
3-0で迎えた後半は大幅にメンバーを変更。権田、谷口、脇坂の3選手が残り、サブ組が出場機会を掴んだ。最終ラインは左からDF佐々木翔(広島)、DF西尾隆矢(C大阪)、谷口、DF山根視来(川崎F)が並び、アンカーはMF松岡大起(清水)。インサイドハーフは左がMF鈴木唯人(清水)で、右がMF渡辺皓太(横浜FM)。左ウイングにMF荒木遼太郎(鹿島)、右ウイングに脇坂、1トップにFW上田綺世(鹿島)が入った。
同じく大きくメンバーを入れ替えた流通経済大に対し、序盤はなかなか攻め切れない日本代表だったが、後半10分に最初のゴール。脇坂のパスを受けた渡辺の折り返しを上田が押し込んだ。さらに同12分には左サイド攻撃から脇坂がシュートを狙い、これは相手GKのスーパーセーブに阻まれるも、こぼれ球を渡辺がしっかり押し込んだ。
後半15分には日本代表が選手交代。脇坂に代わって右ウイングにトレーニングパートナーのFW佐藤恵允(明治大2年=実践学園高)が入ったほか、谷口に代わって流通経済大DF根本健太(1年=東京学館高)がサポートメンバーとして入った。ここでCBの左右も入れ替わり、左利きの根本が左、西尾が右に回った。
そのまま攻め続けた日本代表は後半27分、左サイドでボールを受けた荒木のクロスから上田がダイビングヘッドで押し込み、鹿島ホットラインで追加点を奪う。さらに同44分、根本の素晴らしいフィードから再び荒木にボールが入り、斜めのパスに上田が反応すると、GKに倒されてPKを獲得。これを上田が決め、ハットトリックの大活躍となった。このまま試合は終了。日本代表が7-0の圧勝で国内組合宿を締めくくった。
(取材・文 竹内達也)●カタールW杯アジア最終予選特集
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