なでしこJがアジア杯3連覇に向け好発進! 植木、長谷川2発、猶本、成宮弾でミャンマーに大勝
ゲキサカ / 2022年1月21日 20時1分
[1.21 女子アジア杯C組 日本 5-0 ミャンマー]
日本女子代表(なでしこジャパン)は21日、女子アジア杯グループC第1戦でミャンマー女子代表と対戦し、5-0で勝利した。14年、18年大会に続くアジア杯3連覇に向けて好発進を切った。
同大会は23年にオーストラリアとニュージーランドで共同開催される女子W杯の予選も兼ねる重要な大会。大事な初戦になでしこジャパンを率いる池田太監督は4-4-2のシステムを採用した。
ゴールマウスにはGK山下杏也加(I神戸)が立ち、最終ラインは左からDF三宅史織(I神戸)、DF南萌華(浦和)、DF熊谷紗希(バイエルン)、DF清水梨紗(東京NB)。中盤はMF長野風花(マイ仙台)とMF林穂之香(AIKフットボール)の2ボランチに、両サイドは左に宮澤ひなた(マイ仙台)、右にMF長谷川唯(ウエストハム)。2トップはFW植木理子(東京NB)とFW田中美南(I神戸)が組んだ。
試合は開始から日本が主導権を握った。前半1分、左サイドを駆け上がった三宅のクロスに田中が頭で合わせてファーストシュート。同4分には右サイドを清水と長谷川がワン・ツーで崩すと、清水が上げたクロスボールに最後は再び田中がヘディングで合わせた。しかし、このシュートはクロスバーに直撃。先制とはならなかった。
前半19分にはゴール前で得たフリーキックを、林がチップキックで相手の壁を越すトリックプレー。植木がこのボールにタイミングよく抜け出したが、相手との接触で転倒し、あと一歩届かない。
立て続けに攻めるが1点が遠い日本。それでも、前半22分に植木がゴールをこじ開ける。日本は清水のスローインで試合を再開。熊谷がボールを受けて山下に繋ぐと、山下が持ち上がりそのまま右サイドのスペースにロングフィードを蹴り込んだ。同サイドを駆け上がった長谷川が2タッチ目でゴール前にクロスを送ると、勢いをもって入ってきた植木がダイビングヘッド。これがゴールネットに突き刺さり先制点を記録。植木にとっても嬉しい日本代表初ゴールとなた。
前半のうちに先制した日本だが、39分にアクシデント。林が相手選手との接触で右足首を負傷し、プレー続行が不可能に。MF猶本光との交代でピッチを後にした。前半終了間際の同42分には、清水のアーリークロスに長谷川が胸トラップから右足を振り抜いが、クロスバーに弾かれ追加点とはならない。1-0のまま後半へと折り返した。
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