途中出場でもがく中山雄太「僕がもっと上手くなればスタメンになれる」
ゲキサカ / 2022年1月30日 12時45分
日本代表DF中山雄太(ズウォレ)が30日、カタールW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(2月1日・埼玉)に向けたオンライン取材に応じた。28日の練習で左足先を痛め、翌29日の全体トレーニングへの合流を回避。それでもチーム関係者によれば「大事を取っての室内調整」だといい、中山自身も「もう問題ないです」と力強く語った。
27日に行われた最終予選・中国戦では後半13分から出場し、ファーストプレーとなった同16分には自身のクロスからMF伊東純也(ゲンク)のゴールをアシスト。「結果として残せたことによって1-0から2-0になり、チームを楽にできたのがよかった。アシストは伊東選手が決めてくれたものなので、結果がついてきてよかった」。途中出場の選手として、完璧な仕事を成し遂げた。
最終予選の直近5試合では継続して試合途中から起用されており、出場時間も1分、5分、27分、28分、32分と徐々に伸びてきている。ただ、そうした起用法からは森保一監督の信頼がうかがえる反面で、レギュラー争いという点ではDF長友佑都(FC東京)の牙城を崩すに至っていないのもたしかだ。
中山は「日々やっていることがしっかり増えてきて、それがしっかり試合の中で出せていると感じている手応えにつながっている」と前向きに述べる一方、「最終予選が始まってスタートから出ていないことに関しては悔しい部分と、同時に足りないものがあるからこそそれが実現していないと思っている。日々そこを埋めて、実現できるかどうかでもがいている」と自身の立場を捉えている。
そので中山が強調するのは「スタメンは結果でしかない」という姿勢だ。「スタメンじゃないことに満足していないし、スタメンで出たいのは当たり前のこと。ただ、出られていないことについては僕がもっと上手くなればスタメンになれると思っている」。難しい立場も自身の糧とし、成長につなげようとしている。
「究極言えば、僕は10個のうち9個が良くても一つのミスを気にするタイプなので、日々自分が成長して、結果としてスタメンになっていれば自分としてもプラスだし、スタメンじゃなかったとしても成長できればポジティブでしかない。そういう意識で取り組んでいる。捉え方によってはスタメンに貪欲になっていないと思われがちだけど、スタメンは結果でしかない。それを自分に手繰り寄せられるかどうかは、日々の行動からしかつながっていない」
-
-
- 1
- 2
-
この記事に関連するニュース
-
五輪予選で思わぬ序列低下 J2→G大阪で飛躍も…ライバル台頭で味わった“屈辱の光景”
FOOTBALL ZONE / 2024年7月18日 12時10分
-
コパ・アメリカ得点王は“ほぼ途中出場”のラウタロ…指揮官スカローニ「起用法に満足していないはず…申し訳ない」
超ワールドサッカー / 2024年7月16日 16時0分
-
なぜ森保ジャパンの「攻撃的3バック」は「モダン」なのか? W杯アジア最終予選で問われる6年目の進化と結果
REAL SPORTS / 2024年7月10日 2時34分
-
日本がW杯アジア最終予選で過去2度連続の過ち…9月ホーム初戦でよぎる懸念事項【前園真聖コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年6月29日 14時30分
-
伊東純也の鮮烈ゴラッソ…W杯アジア最終予選・回想録 日本代表がサウジアラビアと再戦へ
FOOTBALL ZONE / 2024年6月28日 7時1分
ランキング
-
1《江川卓、1984年オールスター8連続三振》40年目の真実「あの日は肩が痛くなかった」、バッテリーを組んだ中尾が明かす「パスボールしろよ」発言
NEWSポストセブン / 2024年7月22日 11時13分
-
2大谷翔平の144m弾より「広告に目いったわ」 日本企業の“宣伝効果”が「えげつない」
Full-Count / 2024年7月22日 10時28分
-
3ストレッチャーで運ばれ途中退場したバレー日本代表の高橋健太郎 パリ五輪まで約1週間ケガの状態を明かす
日テレNEWS NNN / 2024年7月22日 10時41分
-
4【F1】角田裕毅は〝奇策〟1ストップ作戦で9位入賞!レッドブル緊急昇格へ猛アピール
東スポWEB / 2024年7月21日 23時51分
-
5大谷翔平、日本人初4年連続30号は144m超特大弾 本拠地どよめき…日米通算250号王手
Full-Count / 2024年7月22日 9時32分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)