元代表主将の指導5年目で東北新人4強。花巻東は模範の野球部にも「少しでも近づけるように」
ゲキサカ / 2022年1月30日 16時7分
まずは石だらけのグラウンドを整備するところから始まった花巻東。東京での仕事もこなしつつ、今は年の半分ほどをサッカー部で過ごす。2019年からは国士舘大でコーチをしていた時代の教え子である清水監督を迎えて指導体制も整えつつ、チームの指導に当たってきた。
「最初はサッカー以前の部分からだった。挨拶もできないようでは応援もしてもらえない。『グラウンドを何とかしてほしい』と言っても聞いてもらえるわけもないですよ。だからまずは応援してもらえるようなチームになることが重要だった。選手のスカウトにしても、柱谷だから来てくれるとか清水だから来てくれるとかそんな簡単なことじゃない。特待制度も含めて、いろいろなことを整える必要があった」(柱谷TA)
先ごろ念願の人工芝グラウンドも完成したが、「これも佐々木監督が猛プッシュしてくれたんです」と明かし、こう語る。
「野球部を観ていると色々なことが素晴らしすぎて、『サッカー部はまだまだだな』と思わされることばかり。でも、模範になっている野球部に少しでも近づけるようにやっていきたい」
柱谷TAが就任時に用意したのは五カ年計画。今シーズンはまさに「その5年目に当たるので、ここで(岩手県を)優勝できれば」と虎視眈々、初めての全国行きを狙う。そのための土台作り、そして自信という財産を蓄えるために、まずはこの東北新人大会で4強のその先を狙っていくこととなる。
花巻東高FW作山寛都がボールを追う
(取材・文 川端暁彦)
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