1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

日本vsサウジアラビア 試合前日の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2022年1月31日 19時1分

——中国戦ではまったりした時間が長かったと感じた。勝つことが全ての最終予選はそれでいいという考え方もあるが、気迫や気概を求める人もいると思う。サッカーの本質から外れるかもしれないが、日本代表を考える上で大事なことがあるのではないか。サウジアラビア戦に向け、気迫を見せることについてどう思っているか。
「サッカーの見方というところでは三者三様、千差万別だと思う。われわれが中国戦で先制点を奪った後、積極性を感じられなかったと言われるかもしれないが、相手も最終予選に出てきている強敵だというところ、守備を固めてきた時に闇雲に攻めるのではなく、選手たちがどうやったら相手を疲労させられるか、守備を難しくさせられるか、どうやったら突破ができるか、いろいろなことを考えながら追加点に向けた突破口を探っていたと思う。理想は常に相手を圧倒し、試合を進めて勝っていくことだが、実力が拮抗した試合の中で中国戦はわれわれがボールを握っていて、相手にも力があるという中で、選手たちがどうやったらプレーを進められるかを考えてくれた。賢く試合を進められたかなと私は思う。サッカーの見方はいろいろあると思うし、誰かが発信した言葉に流れていくよりもいろんな見方があっていいと思う」

——5人交代が可能になって難しいこともあると思うが、森保監督は五輪代表を兼任しているという意味で多くのトライアンドエラーを重ねてきた。自身の交代の質が変わってきた手応えはあるか。
「交代枠の使い方は評価については皆さんにお任せする。ただし、全てをメリットに変えることをやっていかないといけないと思っている。交代枠が5人使えることで、試合の状況にも応じてだが、チームとしてよりパワーが持てるように交代枠を使っていきたいと思っている。私自身も五輪を含めて交代枠5人で経験を積ませてもらってきているが、Jリーグであったり、海外の視察をさせてもらう中で、視察した試合で5人交代枠の使い方もたくさん学ばせてもらいながら、日本代表にとってプラスになる交代枠の使い方を考えていきたい」

——監督の手応えはどうなのか。
「手応えとしてはプラスに変えていけるとは捉えている。チームとしてプラスになる交代枠の使い方ができているのではないかと思っている」

——サウジアラビア戦も中国戦と同様のメンバーで臨むつもりか。
「基本的には最終的には今日の練習を見て決めるが、基本的に大きく変える必要はないと思っている。勝っていたとしても変えないといけない、変えたほうがいい部分は変えていくが、基本的には中国戦の選手をベースに考えていきたい」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください