1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

日本vsサウジアラビア 試合後の森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2022年2月1日 23時7分

――サウジアラビアの選手の印象と脅威に感じた場面は。
「サウジアラビアも我々と同様、これまでチームの中心として戦ってきたような選手がいなかったという、同じような状況だったと思う。主力が抜けたと言っても、サウジアラビアは非常にアグレッシブに戦ってくる。個の能力も高いし、チームとしても組織的に戦って来れる強さを持っていると試合では感じた。サウジアラビアのサイド攻撃にはかなり後手を踏むことがあったし、非常に攻撃力の高いチームだと思い、試合の戦況を見ていた」

――サウジアラビアの左サイドの攻撃は強いが、一方で左の守備は弱く、伊東選手のスピードで狙って行こうとしていたのか。先制点をどう見たか。
「サウジアラビアはサイドに非常に良い選手がいるし、サイド攻撃を強みにしているチームだと思う。攻撃の選択肢として、そのスペースを突くことはできるのではないのかなということは、チームとして共通理解を持って試合には臨んだ。ただし、サウジアラビアに攻め込まれて、そこから攻撃に移る部分では、選手たちが状況を見て良い判断をしてくれて、どこにスペースがあるのか、どのように突いていけばいいのかということは、選手たちがピッチ内で良い判断とイメージの共有をしてくれて、カウンターにつなげてくれたと思う」

――次のオーストラリア戦は重要になる。集合した初戦は苦労することが多いが、次の試合に向けての勝算は?
「今日はホーム埼玉スタジアムで、サポーターの皆さんの声援を受けて、テレビの前でもたくさんのサポーターの皆さんが応援してくれた。選手たちが声援の後押しで、躍動してくれて勝つことができた。次のオーストラリア戦に向けて、まずは我々が気持ちと考え方をしっかりと整理しなければならない。今日は素晴らしい準備から戦いを見せてくれて、勝利をつかみ取ってくれたが、この勝利でW杯出場が決まったわけではない。まだ我々は何もつかみ取っていないことを次に集合した時に確認して、改めて目の前の一戦にどんな状況でも勝っていく最善の準備をしようということ。そして、対戦相手が勝利やW杯出場を与えてくれるものではなく、我々が勝ちに行く、つかみ取りに行くことを次の一戦に向けてやっていかなければいけないことを、オーストラリア戦の前は確認して臨まなければいけない。今日よりもさらに厳しい試合がが待っていること。移動して初戦は、毎回コンディションも整わず、なかなかコンビネーションも連携が上がらずに難しい試合を強いられているので、少しでも良い準備をして、その時のベストをオーストラリア戦にぶつけられるようにしたい。勝算については、やってみなければ分からないところがあるが、我々が良い準備をして選手個々が持っている力を100パーセント発揮する、チームとして連係連動して組織的にチームの力を100パーセント発揮できれば、我々が勝っていくという自信を持って準備をしたい」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください