4-3-3の成熟度にも手応え、守田英正「チームが機能しない反省があった」
ゲキサカ / 2022年2月1日 23時28分
[2.1 W杯アジア最終予選 日本 2-0 サウジアラビア 埼玉]
流動的にポジションも変えながら、中盤の3枚が機動的に攻守のバランスを取った。日本代表MF守田英正(サンタクララ)はMF田中碧、MF遠藤航との関係について「必要以上に話さなくても分かる。真ん中に(遠藤)航くんが構えているからこそだし、3人の関係は日を追うごとに良くなっている」と胸を張った。
スタートポジションは左のインサイドハーフだったが、前半途中で田中とポジションを入れ替える時間帯もあった。「左のときは(長友)佑都くんを上げたいのもあったし、(南野)拓実くんを中に入れたかったけど、自分がうまくタイミングをつかめなくて、(田中)碧と話して(ポジションを)変わってもらった。彼の方がそこはうまかった」。ピッチ上での臨機応変な対応がチームを機能させた。
左右の関係だけでなく、上下の関係にも阿吽の呼吸がある。「どっちが前に行くかは決め切らない方がいい。流れの中で変わるほうが相手もつかみにくい。ボックスの中に入っていくのは彼(田中)の良さでもあるし、僕も意識していた」。川崎Fでともにプレーしてきたからこその関係性。「前に絡んでいく、厚みを加えるというのは試合を重ねるごとに良くなっていると思う。少しずつだけど、前線ともいい関係が作れていると思う」と強調した。
昨年10月12日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(○2-1)で最終予選初先発を果たして以降、出場停止だった昨年11月16日のオマーン戦(○1-0)を除けば4試合連続先発中。チームも4-3-3の新システムが定着し、無傷の5連勝を飾った。
「自分が8番のポジションを任せられるにあたって、自分の特徴として守備の方が強いので、そこを求められているのを前提として、攻撃にアクセントが足りないことは反省していた」
チームが勝っていても決して満足することはなかった。「ポジションが味方とかぶったり、味方のカラーを出せないポジションを自分が取っていたり、チームが機能しなかった反省があった」。試行錯誤は今なお続くが、「自分が取りたいポジショニングと、味方が生きるようなポジショニングを自分が取るところの使い分けが少しはできたと思う」と手応えもつかんできている。
●カタールW杯アジア最終予選特集
●カタールW杯各大会予選一覧
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【単独インタビュー】日本代表主将MF遠藤航はいかにしてリバプールに適応したのか「自分自身に言い聞かせていたのは…」
ゲキサカ / 2024年7月5日 7時0分
-
【U-23】武田修宏氏 MF松木玖生の落選に理解も協会の〝ポロリ〟に「ダメなんじゃないかな」
東スポWEB / 2024年7月4日 5時10分
-
「下の世代からの突き上げ」問題解消へ 森保ジャパンで期待したい新世代の旗頭候補【前園真聖コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月1日 7時10分
-
W杯アジア最終予選、日本は全中東組を回避 前回と似た相手と日程…苦い教訓を生かせるか?【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年6月28日 7時10分
-
森保監督が明かす「守田英正の提言」の〝真相〟 SNS対策には強い決意
東スポWEB / 2024年6月27日 11時11分
ランキング
-
1ハム清宮が2打席連続アーチ 衝撃の4安打に新庄監督は拍手…止まらぬ打棒に敵地騒然
Full-Count / 2024年7月21日 20時9分
-
2【体操】宮田笙子のパリ五輪出場辞退 ダルビッシュ有との〝比較論〟が脚光「無期限謹慎を食らった」
東スポWEB / 2024年7月21日 18時17分
-
3「とにかく球団が怒っている」大谷翔平の“激怒”でフジテレビ局内は「自粛ムード」に
文春オンライン / 2024年7月21日 7時0分
-
4大谷“唯一の弱点”なのに「これは危険」と発言するワケ 200勝右腕が指摘した敵投手のジレンマ
THE ANSWER / 2024年7月21日 18時3分
-
5西武が前半戦最終戦で自力CS進出消滅…9回完投の隅田援護できず0―1負け 27勝59敗1分け借金32
スポニチアネックス / 2024年7月21日 19時38分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)