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U-18日本高校選抜候補vsU-17日本高校選抜候補!第2ラウンドは2年生中心のU-17が4発リベンジ!

ゲキサカ / 2022年2月3日 20時32分

 U-17高校選抜候補は相手DFラインの背後を効果的に狙っていた。対するU-18高校選抜候補は、15分に7人を入れ替える中での戦いだったが、CB川副泰樹(大津高3年)らが的確な対応。MF大畑凜生(矢板中央高3年)が身体を張った守りを見せるなど相手の前に立ちはだかる。そして、正確な繋ぎから押し返していたが、なかなかシュートシーンを増やすことができなかった。

 0-0で迎えた3本目5分にスコアが動く。U-17高校選抜候補はMF名願斗哉(履正社高2年)、FW高足善(前橋育英高2年)、廣井が絡む形でPAへボールを動かすと、最後はFW小林俊瑛(大津高2年)が右足シュートを左へ決めて先制点。その後も相手のミスを突いたMF木村匡吾(岡山学芸館高2年)がゴールを狙うなど畳み掛けるU-17高校選抜候補は、13分に追加点を奪った。

 人数を掛けた崩しから、最後はPAで名願とのワンツーを成功させた廣井が左足シュートを流し込み、珍しく咆哮する。「同学年のヤツらも18(の高校選抜)に行っていますし、悔しい気持ちの方が強いですね」と語っていた廣井のゴールで2-0。さらに19分、縦パスで右サイドを抜け出した澤田のラストパスをMF篠田翼(昌平高2年)がゴールへ押し込んだ。

 U-18高校選抜候補はなかなかギアが上がらなかったが、3失点目を喫してから猛反撃。25分にはMF川口敦史(大津高3年)がコントロールショットを決めて1点を返す。だが、U-17高校選抜候補は27分、廣井のドリブルを起点に、高校3年生相手にもキープ力を見せていたMF碇明日麻(大津高1年)が左へ振る。最後は篠田が左足で2点目のゴールを叩き出した。

 U-18高校選抜候補は30+1分、川口のラストパスをFW中山桂吾(高川学園高3年)が頭で押し込んで意地を見せたが、直後に試合終了。ピッチ外の選手も含めて非常に良いムードで戦っていたU-17高校選抜候補がリベンジした。

 蒲原監督は「お互いこれくらいのレベルでもっと成長するぞというのがあると思いますから、チームに帰っても目線を上に上げながら、次集まった時にさらなる成長、お互いに切磋琢磨できるような環境を作っていくとか、4月から始まるリーグ戦やインターハイ選手権で『あれがあったから良かった』と言えるように、お互いに高め合いながらどんどん発展していければ良い」と期待。2022年の主役候補たちがU-17高校選抜でライバルと切磋琢磨し、さらにレベルアップする。

(取材協力=スフィーダ、『高校サッカー年鑑』)(取材・文 吉田太郎)
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