いつでも、どこでも、溢れるエネルギー。横浜FCユースDF池谷銀姿郎が携える自覚と決意
ゲキサカ / 2022年2月7日 7時5分
昨年は10月にU-17日本代表候補合宿に参加したが、以前から呼ばれてきている年代別代表にも改めて定着したいところだ。「3年生になると大学かトップかという時期になってくると思うので、代表にももちろん選ばれていくつもりでいます。中3の時や高1の時に比べれば全然選ばれていないので、しっかり世代別代表にも目を向けつつ、ここでしっかりしたプレーを続けていけば選ばれるはずですし、まずはしっかり自チーム優先で、自分の良さやチームの良さを引き出していける選手になりたいと思います」。
また、同じCBを本職とするライバルたちの存在も、小さくない刺激になっている。「コンサドーレの西野(奨太)だったり、この間トップ契約したフロンターレの高井(幸大)だったり、去年トップチームに昇格した杉田(隼)は、凄く上手くて、賢くて、良い選手なので、そのあたりは意識しますし、リスペクトするところはありますね」。彼らに追い付き、追い越すためにも、まずは目の前の練習、目の前の1試合に全力を尽くしていく。
U-12強化カテゴリーからプレーしてきた横浜FCアカデミーでのラストイヤー。チームに対する想いも、強くないはずがない。「去年も2年生の中では一番多く試合に出たと思うんですけど、その中で感じたものをピッチ内でもピッチ外でも自分が伝えられれば、もっともっと良いチームになれるはずですし、日頃の練習から成長はできるので、自分が去年の3年生からもらったものを、これからの1,2年生に伝えていければと思っています」。引き継いできたバトンを、しっかりと次代に受け渡す決意も固めている。
とはいえ、この男の一番の魅力はやはり滲み出るパワフルなエネルギー。本人ももちろんそれは自覚している。「自分の良さはエネルギーだというところもありますし、ユースでも代表でも、トップチームに行ってもエネルギーは大事にしているので、そこは全然変わっていないですよ(笑)」。
多くの人が惹き付けられる、不思議な魅力を持った17歳。“銀ちゃん”は自らの可能性を、自分自身で燃やし続けるエネルギーの力で逞しく切り拓いていく。
(取材・文 土屋雅史)
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