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193センチの体躯を誇る闘争系CB。横浜FCユースDFヴァンイヤーデン・ショーンが秘める無限の可能性

ゲキサカ / 2022年2月7日 12時1分

「絆と仲は良いので、意識していました。LINEでもやり取りしていて、『絶対に負けねえぞ』みたいな話はしていたんですけど、結構成長していましたね。もともとスピードもあって、アイツは山田に挑戦する形になったんですけど、自分も負けてられないなと思いました。今年の対戦も楽しみです」。青森山田の新エース候補・FW小湊絆(2年)はジュニアユース時代のチームメイト。その成長に大きな刺激を受けつつ、リベンジの機会を虎視眈々と窺っている。

 ここまでのアカデミー生活は、思うような時間を過ごしてきたわけではない。「中3ぐらいまでは本当に身体もなかなか動かなかったですし、実力もなくて試合にもほとんど出られなかったんですけど、高1ぐらいからちょっと身長が落ち着いてきて、筋肉も付いてきたことで自分の思い描いているプレーができるようになって、高2になってからAチームでも少し試合に出られるようになって、今に至るような形です」。ようやく自らの身体をコントロールできるようになってきたことで、改めて日々成長していく喜びを感じているという。

 憧れの選手を尋ねると、“欲張り”な答えが返ってきた。「サッカー面で言うとファン・ダイクで、身長も同じくらいなので憧れています。人としては、クリスティアーノ・ロナウドとセルヒオ・ラモスですね。戦う姿勢もそうですし、大事なところで点を決めてチームを勝たせる仕事をしているので、そこは自分も意識しています」。ファン・ダイク。クリスティアーノ・ロナウド。セルヒオ・ラモス。この3人が融合すれば、確かに最強だ。

 父がカナダ国籍で、母は日本国籍。「まだ二重国籍なので、カナダ代表にも日本代表にもなれます。最近はカナダ代表が強くなってきて、ワールドカップ予選も無敗で来ていて、メキシコにも勝ったりしていますし、結構良い若手が多くて、そこにも興味を持って見ています」と明かした17歳。遠くない未来に想いを馳せつつ、まずは目の前の1年への目標も明確に掲げている。

「チームとしてはプレミア3位以内という目標は持っていて、個人としては世代別代表に入りたいですし、トップチームへの昇格を目指しています」。まだ歩んでいる道は、間違いなく成長過程の真っ只中。ヴァンイヤーデン・ショーンが有するポテンシャルは、無限の可能性に彩られている。

(取材・文 土屋雅史)

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