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J注目レフティー、神村学園MF大迫塁主将はボランチとして新シーズンへ。よりボールに触れ「もっと貢献したい」

ゲキサカ / 2022年2月8日 22時10分

 ゲームメーク力と左足の質は世代屈指。日本高校選抜の左SB海老沼慶士(米子北高3年)が「同じ左利きで、パスセンスの良さが憧れ」と語り、U-17日本高校選抜候補の選手達もCB宝納拓斗(佐賀東高2年)が「彼の左足キックには驚かされた」、MF木村匡吾(岡山学芸館高2年)も「キック精度がとても高く、ミスも少ないし、得点も取れてプレーのアイディアが凄い」と大迫の左足やアイディアを絶賛する。今年はボランチの位置でこれまで以上に多くボールに絡み、2つ3つ先をイメージした配球で神村学園の攻撃をコントロール。そして左足のスルーパスやシュートで試合を決める考えだ。

 9日から「NEXT GENERATION MATCH」(12日、日産)へ向けた日本高校選抜合宿がスタート。今回はFWとして招集され、福田とのコンビによるゴールも期待されている。選考合宿では普段と異なるポジション、ボールの動かし方に慣れず、上手く攻撃に絡むことができなかったが、それでも積極的に走り、声を出し続け、幾度か決定的なラストパスを通していた。

「(下級生だが、)このチームの中心にならないといけないと思っているので、プレーの結果としてはまだ全然何もしていないですけれども、声とかFWで前線から追いかけるところとか、そういったことをやり続けていきたいと思っています」。中心選手としての活躍で新シーズンへの弾みもつける。

 アンケートで「半端ないと思った選手は?」の問いにU-22日本代表CBチェイス・アンリ(尚志高)の名を記した。「(同じレフティーで青森山田高を3冠へ導いたMF松木)玖生くんと書こうと思っていたんですけれども、玖生くんには負けたくないので」。今年の目標は選手権、インターハイ優勝、そしてプレミアリーグ昇格。なるべく早く進路を決めてJリーグデビューするという野心も抱いている。“キング”松木とはまたタイプの異なるJ注目レフティー。思い通りにいかない中でも一つひとつ積み重ねてきた大迫が、最終学年で結果を勝ち取る。

(取材協力=スフィーダ、『高校サッカー年鑑』)(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2021
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