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逸材2年生の進路、早くも決定!FC東京が昌平高MF荒井悠汰の新加入内定を発表!

ゲキサカ / 2022年2月10日 10時10分

昌平高の注目レフティー、MF荒井悠汰がFC東京へ!

 22年高校サッカーの主役候補がFC東京へ! 10日、FC東京は昌平高(埼玉)MF荒井悠汰(2年)の23年シーズン新加入内定を発表した。荒井は全国有数の強豪校・昌平で1年時から中心選手の一人として活躍し、2年時に10番とエースの座を託された逸材レフティー。昨年は日本高校選抜とU-17日本代表候補にも選出されている。まだ高校2年生だが、FC東京の高評価と本人の「もっと成長したい」という向上心によって、異例の早さでの内定が決まった。

 荒井は20年度の全国高校選手権で、“高校1年生とは思えないような”破壊力あるドリブルやゴール近くでのテクニック、アイディアを披露。直後に日本高校選抜に選出されると、3月のデンソーカップチャレンジでは4、5歳年上の大学生タレント相手にも当たり負けせず、右サイドを一人でこじ開けていた。

 FC東京の吉本一謙スカウトが「一人で剥がせる力がある。身体の強さと技術を持ち合わせていますし、局面を一人で変えることができる」と説明するように、圧倒的な強さと上手さ、そしてパンチ力十分の左足も魅力だ。その荒井については複数のJ1クラブが注目し、オファーを出していたようだが、荒井はFC東京入りを選択した。

 決断の理由は、FC東京のサイドプレーヤーが仕掛けるサッカースタイル、雰囲気、環境に魅力を感じたから。「(FC東京は)サイドが仕掛けられるので、自分に合うなと思ったし、最初練習に行った時、自分は緊張していたんですけれども、とても雰囲気が良くて、選手たちが声を掛けてくれたのでとても馴染みやすかったですし、環境も凄くサッカーに集中できていて、そういったところが決め手です」と説明する。

 また、この時期に進路を決めた理由については、「早めに決めた理由としては、『他の選手よりももっと自分が成長したい』という気持ちが強くて、早めにレベルの高い選手たちと練習をやることによって色々なことを吸収できますし、高校では学べないことを多く学べると思ったので。それが早く決めた理由です」と明かした。

 1年時に大活躍した荒井だが、昨年は怪我や体調不良に苦しみ、シーズンを通して安定したパフォーマンスをすることができなかった。年代別日本代表候補合宿も辞退。時折、ピッチで違いを示していた一方、全国制覇を期待されたインターハイと選手権ではいずれも埼玉県予選で敗退している。

「本当に悔しい気持ちがあって、3年生には本当に申し訳ない気持ちでいっぱい」。エースである自分に対する不甲斐なさ、もっと成長したいという思いも卒業の1年以上前に進路を決めた理由。昌平の藤島崇之監督も「本人も早めに決めたいと。方向性を決めてから集中したいというのがあった。高いレベルに早く飛び込むことで成長できることもあると思いますし、彼は『もっとこうしたい』とか意識の強さが出て来るタイプだと思います。(今後練習参加するにも埼玉から)距離も近いですし、個人のレベルアップがチームのプラスアルファになる状況は重要。(その経験を)チームに還元してもらえると思っている」とエースの決断を後押しした。

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