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選手権は初戦敗退。流経大柏DF田口空我は日本高校選抜で「持ち味を存分に発揮」「悔いのないプレー」を

ゲキサカ / 2022年2月11日 19時48分

DF田口空我(流通経済大柏高3年、右)は日本高校選抜の右SBとして目立つ動きも

 第100回全国高校サッカー選手権の優秀選手を中心に構成された日本高校選抜は12日、FUJIFILM SUPER CUP 2022「NEXT GENERATION MATCH」で川崎フロンターレU-18(神奈川)と対戦する。試合を翌日に控えた11日には横浜市内で前日練習。フォーメーションを組んでの攻守の確認や、セットプレーなどのメニューで雰囲気良くトレーニングを終えた。

 千葉の名門、流通経済大柏高のCB田口空我(3年=ジェファ・FC出身)は選考合宿から通じて右SBとしてプレー。前日の練習試合では持ち味のスピードを活かした積極的な攻め上がりやヘディングの強さ、そしてゴール前のカバーリングなど特長を発揮していた。

「攻撃の部分では仲村(浩二)監督からも『SBはどんどん高い位置を取って良いぞ』と言われているので、そういうところでは自分の持ち味のスピードを活かして積極的に前に出たという感じです。守備のところではCBをやっていたので対人だったり、ヘディングのところに自信を持っているので、そこを積極的にやっていこうと思っていました」。

 高校1年時にSBの経験はあるが、再びチャレンジをスタートしたばかり。まだまだ納得の行くプレーが増えている訳ではない。それでも、SBとしてのポテンシャルは非常に高い選手。将来のことも考え、積極的にチームメートに確認しながら、SBのポジションを自分のモノにしようとしている。

「(右サイドでコンビを組むSH藤森)颯汰からも声を掛けてもらって、少しずつやりやすくなっているのかなと思っています。自分、いつも(日本高校選抜メンバーで流経大柏の後輩SB 大川)佳風とかにこういう場面だったらどうしたいとか、今日も(田澤)夢積にこういう場面だったらどういうプレーするの?みたいに聞いているんで、自分は周りから取り入れることがとても多いなと思っています」

 前回の選考合宿後には流経大柏の新チームのトレーニングにも参加。右SBに入り、CBではほとんど上げることのなかったクロスやSHとの連係の感覚を高めてきたDFは、10日の練習試合で周囲と連動しながら上下動するなど目立つプレーを見せていた。

 この日は全体トレーニング後、MF田澤夢積(青森山田高3年)と2人だけ残って居残り練習。「(この合宿で)天然芝での練習が初めてだったので、明日試合に出たとしたらクロスがあると思うので、少しクロスの感覚を確かめようと思って練習しました」。2人でクロスの感覚を確かめ合い、準備を終えた。

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