“エース福田封じ”に生きた小林悠との対峙 沖縄キャンプ帯同で成長加速する川崎F U-18松長根悠仁
ゲキサカ / 2022年2月13日 13時48分
[2.12 NEXT GENERATION MATCH 川崎F U-18 1-0 日本高校選抜 日産]
トップチームでの学びを生かし、完封勝利に導いた。川崎フロンターレU-18DF松長根悠仁(2年)は1月末、川崎フロンターレの沖縄キャンプに帯同。「トップチームのすごい選手たちと実際に対峙してみて、高いレベルではどうしたらいいのかを考えるようになった」。国内トップレベルの基準を肌で感じ、大きな刺激を受けた17歳は成長速度を加速させている。
「ユースの中では通用した守備、ビルドアップがトップでは通用しなかった。ユースに戻ってからも、高いレベルでやっていかないといけないなと思いました」
松長根はセンターバックと左サイドバックを持ち場とし、攻撃の起点になる正確なパスを左右両足から繰り出す才能。この日は守備陣を統率し、強さと安定感を発揮。DF浅岡飛夢(2年)とのセンターバックコンビは強固な守備を構築し、日本高校選抜の“エース封じ”を完遂した。
昨年、インターハイとプリンスリーグ九州で得点王に輝き、国内外のビッグクラブが注目するFW福田師王(神村学園高2年)と対峙。「注目されていて、止めてやろうという気持ちもあった」。そう明かした松長根は「身体能力が高くてやりにくい相手でした。味方が蹴れる状態の時に背後への動きについていくのは大変だった」と苦戦したことを認めたが、ここで生きたのがトップチームでFW小林悠と対峙した経験だった。
「トップで小林悠選手たちと自分が対峙したので、そこはうまく対処できたと思います」。その抜け出しを体感したことで「一瞬でも気を抜いたら背後を取られる。もっともっと自分は駆け引きを考えていかないといけない」と学び、ピッチで表現。「キャンプに行く前よりちょっとは成長できたかな」と手応えをにじませた。
プレミアリーグに初参入するシーズンに弾みをつける一勝。「自分たちはプリンスリーグから上がってきたチャレンジャー。チャレンジャーの気持ちを持って優勝したい」と目標を掲げた。
(取材・文 佐藤亜希子) ●【特設】高校選手権2021
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