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J2水戸が鹿島から歴史的白星!! GK中山が鈴木優磨のPKストップ、新加入FW木下が190cmヘッドで決勝弾

ゲキサカ / 2022年2月13日 16時25分

浦和から加入のFW木下康介が決勝弾

[2.13 いばらきサッカーフェスティバル 鹿島 0-1 水戸 カシマ]

 いばらきサッカーフェスティバルが13日、茨城県立カシマサッカースタジアムで行われ、水戸ホーリーホックが鹿島アントラーズを1-0で破った。ここまでの大会通算戦績は水戸の1分14敗だったが、16戦目にして歴史的初白星。天皇杯を通じても勝利は2015年のPK戦のみ(ほか2敗)で、90分間では史上初の勝利となった。

 昨季は新型コロナウイルスの影響で中止となり、2年ぶりの開催となったプレシーズンマッチ。冷雨が降りしきるカシマに6374人の観衆が詰めかけた。

 鹿島はレネ・ヴァイラー新監督が入国制限で不在のため、新任の岩政大樹コーチが指揮。初陣では4-4-2のシステムが採用された。GKはクォン・スンテが務め、最終ラインは左からDF安西幸輝、DF関川郁万、DFキム・ミンテ(←名古屋)、DF広瀬陸斗。ダブルボランチにはMFディエゴ・ピトゥカとMF樋口雄太(←鳥栖)が構え、サイドは左がMF荒木遼太郎で右がMF和泉竜司、2トップにはFWエヴェラウドとFW鈴木優磨(←シントトロイデン)が並んだ。

 対する水戸も4-4-2のシステム。GKは中山開帆で、最終ラインは左からDF大崎航詩、DF鈴木喜丈、DF楠本卓海(←山口)、DF黒石貴哉。MF前田椋介(←宮崎)、MF新里涼のダブルボランチに、サイドは左右にそれぞれMF椿直起(←横浜FM/期限付き)、MF曽根田穣(←京都)。2トップにはFW安藤瑞季、FW木下康介(←浦和)が入った。

 試合は序盤こそ水戸が押し込んだものの、その後は鹿島が主導権を握る。前半2分、さっそくピトゥカがミドルレンジからファーストシュートを狙うと、サイドからのクロスで水戸ゴールを攻め立てた。それでも前半8分、水戸も前田のCKから立て続けに木下がシュートを放ち、新加入選手が持ち味を発揮。直後には鹿島がカウンターを試みたが、水戸の守備陣が安定感を見せた。

 最初の決定機は鹿島。前半25分、クォンのロングフィードをエヴェラウドがそらし、鈴木が収めて攻撃をスタートすると、細かいパス交換からエヴェラウドが相手をかわして荒木がフィニッシュを試みる。だが、シュートはミートせず中山がセーブ。同26分には荒木のパスからエヴェラウドが狙ったが、またも中山の足に阻まれた。

 それでも前半27分、鹿島は右サイドを起点とした攻撃から樋口がドリブルでペナルティエリア内に攻め上がり、一人かわしたところで相手に倒されてPKを獲得。ところがキッカーを任された鈴木が左を狙うと、うまく読みを合わせた中山のスーパーセーブに阻まれ、先制点を奪うことはできなかった。

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