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元同僚対決は“背中”にも注目! 横浜FM水沼「すごいなと思った先輩」C大阪MF乾「当時からいいものを持っていた」

ゲキサカ / 2022年2月15日 19時2分

横浜F・マリノスのMF水沼宏太とセレッソ大阪のMF乾貴士

 J1リーグ開幕カードの記者会見が15日、オンラインで行われ、横浜F・マリノスのMF水沼宏太とセレッソ大阪のMF乾貴士が出席した。両選手はそれぞれ相手クラブでプレーした経験があり、2007〜08年には横浜FMで共に寮生活を送っていた元チームメート。互いの立場から警戒を語った。

 1988年生まれの乾と1990年早生まれの水沼は一学年違い。それでも乾が野洲高から加入した07年、横浜FMユース所属だった水沼がトップチームに帯同したこともあり、乾がC大阪に期限付き移籍する08年夏までのキャリア最初期を過ごした。オンライン会見では水沼、乾の順でそれぞれ当時の思い出が語られた。

「僕がマリノスに入団した頃に乾くんが先輩にいて、同じ寮に住んでいて、車にも乗せてもらったり、ご飯に連れて行ってもらったり、服を買いに行かせてもらったりしていた。セレッソにいた頃に会うことがあって、昔と変わらないプレースタイルだった。そこからW杯にも出て、やっぱりすごいなと思った先輩」(水沼)

「自分がマリノス1年目の最後のほうにユースから上がってきて、その頃から宏太もプレースタイルは変わっていないし、右足のクロスはもう当時からいいものを持っていた。いまのマリノスではうまい選手はいっぱいいるけど、クロスが上げられたり、ハードワークができる選手はなかなかいないので、途中から出ても最初から出ても嫌な選手」(乾)

 両者の対戦は乾がJリーグ復帰を果たした昨年後半戦に続いて2度目。水沼は「ゴールに絡むプレーもされたし、乾くんがボールを持つと何かがある。マリノスとして止めないといけない」、乾は「自分たちもすごく警戒しないといけない選手だなと思っている。同じサイドだけどあまり対峙しないようにしたい」と警戒を語った。

 この対戦では二人の背中にも注目が集まりそうだ。水沼は今季から背番号下の選手ネームを「KOTA」から「MIZUNUMA」に変更し、Jリーグ草創期に活躍した父・水沼貴史氏の存在を背負った。一方、乾は当初背番号が昨季と同じ23番に決まっていたものの、クラブに変更を志願。かつて森島寛晃社長やMF香川真司らが着けたエースナンバーの8番を背負うことに決まった。

 水沼は「マリノスにいて30周年を迎えることができたのはすごく感慨深い。Jリーグの1年目にも30年目にも水沼がいるんだというところを世の中のサッカーに関わる皆さんに知ってもらいたい」、乾は「今年から8番をつけることになって自分自身のプレーがどう変わるかはわからないが、責任感を持ってやっていく。誰でもつけられるような背番号ではないので、自分に言い聞かせて頑張っていきたい」とそれぞれモチベーションをのぞかせた。

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