富士フイルム杯の“疑惑判定”に家本元主審が見解「テクニカル上はレッドカード間違いない」
ゲキサカ / 2022年2月16日 15時2分
また、VARが介入しなかったことについては「おそらく情報は取っているけど、VARが入り切れなかったのは悩みながらも、迷いながらもフォローしたという状況」と推論。「現場の人間からするとあれがいかにFKにしづらいかということを思った」と審判員目線で話した。
これに対して原副理事長は「大島僚太が上手いところで手を離している。もう少し行き過ぎたらアウトかもしれないけど、なんかうまくやっていたなという印象。退場になんなくて次の開幕戦に出られるなら良かったね」とプレーヤー目線で総括。家本氏も「テクニカル上はレッドカード間違いない」としつつも、「ただ、大島選手のしたたかさというか、ギリギリ加減というところは上手いなと思った。こういう表現が適切かはわからないけど」と振り返った。
その後、番組の配信開始を受けて、審判関係者が「DOGSOにしたほうがよかった」「テクニカル上はレッドカード間違いない」としながらも大島の行為が肯定的に捉えられたことについて、出演者らに批判が殺到。家本氏は自身のTwitter(@referee_iemoto)で「あれがDOGSOかどうかの見解を示すのはJFA審判委員会であって、我々Jリーグではありません。そこのところよろしくお願いしますね」と釈明した。
また家本氏は続けて「僕の個人的な見解はDOGSOだと言っています。判定のまるばつだけで終わるよりも、なぜ審判チームがDOGSOの判定を下せなかったのか?という理由を自分の経験を踏まえて話した方が皆さんの理解が深まると思ったのでああいった表現をしましたが、余計誤解を生ませてしまったようですね。すいませんでした」と述べつつ、「それともうひとつ。なぜVARが助言しなかったのか、それはわかりません。見せた方が良かったと、あの試合を見ながら僕は思ってました。助言 “できなかった” 理由として考えられるのは、迷いやためらいが勝ってしまって、素直さが負けてしまったという心理面が起因していると個人的には考えます」と見解を伝えている。
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