J2開幕節の大分vs水戸が中止決定…大分で複数の感染者&濃厚接触者、エントリー可能13人基準満たせず

　大分トリニータは18日、19日に昭和電工ドーム大分で開催予定だったJ2開幕節の水戸ホーリーホック戦を中止することが決まったと発表した。Jリーグの試合中止決定は今季初。チーム内の複数人が新型コロナウィルス感染症の陽性診断を受け、複数の選手・スタッフが濃厚接触者に指定され、エントリー要件を満たせないことがわかったという。

　クラブによると、23日に予定されているルヴァン杯鹿島戦、3月2日に予定されているルヴァン杯G大阪戦のチケットも発売を一時停止。「この試合の代替日、及び今後の試合開催等については決定次第、改めてご案内させていただきます」としている。

　Jリーグはコロナ禍の間、「トップチーム登録、第2種トップ可および特別指定選手合計13名以上(ゴールキーパーを必ず1名含む)をエントリーしなければならない」という規則を制定しており、この基準を満たせなかったとみられる。