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C大阪MF清武弘嗣が劇的同点ヘッド!! V奪還狙う横浜FM、新加入ロペス逆転1G1AもCK2発に屈しドロー開幕

ゲキサカ / 2022年2月19日 16時1分

MF清武弘嗣が劇的な同点ヘッド

[2.19 J1第1節 横浜FM 2-2 C大阪 日産ス]

 J1リーグは19日、開幕節2日目を各地で行い、昨季2位の横浜F・マリノスがセレッソ大阪に2-2で引き分けた。新戦力のFWアンデルソン・ロペスが途中出場から逆転に導く1ゴール1アシストの大活躍を見せたが、終了間際にMF清武弘嗣に同点ゴールを決められ、開幕白星を逃した。

 横浜FMは3年ぶりのリーグタイトル奪還を目指す新シーズン。昨季から引き続き所属する11人を先発に並べ、MF渡辺皓太、MF水沼宏太も出番を掴んだ。対するC大阪は2年ぶりに期限付き移籍で加わったFWブルーノ・メンデスが先発。他の10人は昨季からの在籍組で、DF進藤亮佑、FW加藤陸次樹も先発に抜擢された。

 試合は立ち上がりから横浜FMのペース。サイドを広く使いながらも積極的な縦パスを何度も通し、C大阪の守備陣を苦しめる。前半8分には最初の決定機。MF乾貴士のパスをカットしたFW仲川輝人が相手に引っ張られながらもゴール前に侵入し、FWレオ・セアラがシュートを狙ったが、相手DFにブロックされた。

 前半9分には渡辺がゴール右前で倒され、いい位置でFKを獲得。水沼のキックからDF岩田智輝の惜しいワンタッチシュートにつながった。同11分、左サイドでDF小池龍太と仲川が絡み、MFマルコス・ジュニオールが右足で巻いたシュートを狙う。だが、これはGKキム・ジンヒョンがスーパーセーブ。その後はやや拮抗した展開に向かっていった。

 すると前半23分、ここまではCKでしかチャンスを作れなかったC大阪が流れの中から決定機。右サイドでタメを作ったMF清武弘嗣のサイドチェンジをDF丸橋祐介が受け、果敢なドリブル突破からアーリークロスを送ると、ファーで反応した加藤がワンタッチシュートでネットを揺らした。だが、ここで副審がフラッグアップ。わずかにオフサイドと判定され、ゴールは認められなかった。

 命拾いとなった横浜FMは前半26分、仲川のクロスに反応したマルコスのヘッドは枠の上。同33分には水沼のクロスに飛び込んだFWレオ・セアラがニアでつぶれ、ファーで仲川が合わせるもミートできない。同37分、水沼の斜めのパスをレオ・セアラが落としたが、渡辺のミドルシュートも枠を外れ、決めきれない時間が続いた。

 すると前半40分、C大阪は乾のダブルタッチを交えたドリブル突破から加藤がシュートを放ち、右CKを獲得すると、ここから待望の先制点を奪う。MF原川力のキックにファーサイドで反応したのは進藤。高いジャンプでマーカーのMF喜田拓也に競り勝ち、ふわりとしたヘディングシュートをファーポスト脇に押し込んだ。

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