徳島攻め込むも金沢と開幕戦ドロー…途中出場の高卒FWオリオラ・サンデーが存在感見せるも

[2.19 J2第1節 徳島0-0金沢 鳴門大塚]

　徳島ヴォルティスのホームで行ったツエーゲン金沢との開幕戦は、0-0の引き分けに終わった。

　昨季J1リーグ戦17位で惜しくも降格となった徳島と、昨季は終盤の粘りでJ2残留を決めた金沢の対戦。ともに10人以上の選手を入れ替えて臨む新シーズンの初戦を迎えた。

　序盤からホームの徳島がボールを握ってゲームを進めた。前半39分には決定機。DF新井直人が出した浮き球パスにFW浜下瑛が反応。しかしこぼれ球をダイレクトで狙ったMF藤尾翔太のシュートはGK白井裕人に阻まれ、跳ね返りを狙った浜下のシュートも枠右に外れていった。

　金沢は粘り強く守りながらチャンスを伺う。サイドに起点を作りながら、最後に新加入FW豊田陽平に合わせる場面で得点の可能性を伺っていく。

　しかしスコアはなかなか動くことはなかった。徳島は終盤に、福知山成美高から新加入のFWオリオラ・サンデーを投入し、Jリーグデビューさせると、新潟シンガポールへの武者修行から復帰したFW坪井清志郎を投入して攻撃に厚みを持たせる。後半アディショナルタイムには右サイドを崩したオリオラ・サンデーから得点機が生まれるが、スコアを動かすことはできなかった。
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