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U-17日本高校選抜が関東1部の拓殖大からも4得点。悪い流れ断ち切る力など身につけ、次は勝利を

ゲキサカ / 2022年2月19日 22時10分

 それでも、8分、中盤でインターセプトした津久井がドリブルで一気に中央突破。そして右へ展開すると、田原が左足コントロールショットをゴール左上隅へ鮮やかに決めて1点差とした。さらに廣井のドリブル突破から福田の放った右足シュートがゴールを襲い、廣井や田原の仕掛け、澤田のスルーパスなどでゴールへ迫るも、同点に追い付くことはできない。

 逆に22分、MF倉嶋涼雅(1年=実践学園高)にヘディングシュートを決められて4-6。右SB豊田、右SH高橋、左SH篠田へ交代したU-17高校選抜はGK藤澤中心に追加点を阻止し、雨の中で反撃する。そして、廣井や高橋が強引にシュートへ持ち込もうとしていたが、拓大守備陣が阻止。終盤、足を攣らせた津久井に代わって都築が投入されたが、2点差のまま試合終了を迎えた。

 U-17高校選抜は発足からわずかなチームとは思えないような息の合った攻撃と得点力を披露。プロ予備軍でもある駒大、拓大相手に主導権を握る時間を増やし、連続で4得点をマークしている。大学トップチームの圧力や巧さに苦しんでいるが、DF陣の踏ん張りも見逃せない。また各選手のアグレッシブな姿勢も印象的。強度、スピード感の高い戦いの中で学び、個人、チームとしてレベルアップしている。

 一方で2試合連続惜敗。セットプレーでの対応や、悪い流れを断ち切る術など課題があることも確かだ。リーダー格の一人である徳永は、「プレーが切れた時というのは常に声を出すことは意識しているところです。チームの課題に対して、セットプレーのところもそうですし、もっとコミュニケーションを取って、例えば強い大学生に対してはセットプレーで1枚削って2枚つくとかそういう工夫を入れていって改善したい」。合宿は20日までで、あと1試合を予定。怪我人も出るタフな戦いとなっているが、チームとして結果を残して今回の活動を終える。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2021

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