琉球CBコンビは22歳中川創、19歳大森理生…“武者修行先”で無失点スタート「トライする姿勢も含めて上出来」

DF中川創とDF大森理生

[2.20 J2第1節 町田0-0琉球 Gスタ]

　22歳のDF中川創と19歳のDF大森理生。FC琉球で武者修行を始めたJ1クラブ出身のCBコンビが存在感を放ち、シーズン開幕戦でのクリーンシートを実現した。

　中川はジュビロ磐田、大森はFC東京からの期限付き移籍。FC町田ゼルビアとのJ2開幕節でさっそく先発出場を果たすと、FW中島裕希、MF長谷川アーリアジャスール、FW鄭大世ら経験豊富なFC町田ゼルビアの攻撃陣を封じるだけでなく、セットプレーでは高さを活かした攻撃参加を見せ、アウェーでの勝ち点1獲得に大きく貢献した。

　試合後、喜名哲裕は「引かずにアグレッシブにプレーしていたし、距離感としても恐れず非常にいい間合いでプレーしていた。守備だけでなく恐れることなくボールを受けにいって、トライする姿勢も含めて上出来だった」と攻守に高評価。「失点ゼロは自信につながると思う」と目を細めた。

　またCBコンビの他にもJ2デビュー戦となった東京学芸大出身のMF武沢一翔、ボランチ起用となったMF福村貴幸、前線で持ち味を見せたFW草野侑己、右サイドに張って強みを活かしたMF大本祐槻といった新戦力が出番を獲得。指揮官は「初スタメンの選手、若い選手がいる中でトレーニングでやってきたことをしっかり出せたことが今後のプラスになる」と手応えを口にした。

(取材・文　竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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