「フリーで来てくれたのは贅沢なことだよ」バルセロナ主将ブスケツがハットトリック達成のオーバメヤンを称賛

　バルセロナの主将DFセルヒオ・ブスケツがバレンシア戦(○4-1)で大活躍のFWピエール・エメリク・オーバメヤンを称賛している。スペイン『マルカ』が20日に伝えた。

　バルセロナは20日にラ・リーガ第25節でバレンシアと対戦。すると、加入後の公式戦2試合連続の先発起用となったオーバメヤンが魅せた。前半23分、DFジョルディ・アルバのロングパスを受けたオーバメヤンがペナルティエリア内右に持ち込み、右足で豪快にゴール上部へ突き刺すと、同38分にMFガビのクロスを左足で押し込み、この試合2点目。さらに、後半18分には
MFペドリの強烈なミドルシュートが目の前のオーバメヤンをかすめてゴールに吸い込まれると、この得点がオーバメヤンの記録となった。

　オーバメヤンは今月1日にアーセナルとの契約を解除し、2日にフリーエージェントでバルセロナに加入。そして、バレンシア戦で加入後初得点からハットトリックを達成した。主将を務めるブスケツは「彼はとてもよく働いている」と称え、次のように語っている。

「彼は出場時間が少ない中でやってきて先発として出場したのは2試合目。私は彼の役に立てればと思っている。彼は素晴らしい選手。彼がフリーで来てくれたのは贅沢なことだよ」
●ラ・リーガ2021-22特集