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海外メディア「とんでもない一撃」なかなかお目に掛かれない“角度0度”の衝撃ゴールに再脚光

ゲキサカ / 2022年2月23日 6時15分

元ブラジル代表DFのロベルト・カルロス氏

 歴代最高の左サイドバックの1人である元ブラジル代表ロベルト・カルロス氏が24年前に決めたゴールが再び脚光を浴びている。

 R・カルロス氏は現役時代に「銀河系軍団」と称されたレアル・マドリーの一員として活躍した。「悪魔の左足」の異名をとる爆発的なキック力を武器に、クラブ通算527試合に出場して70ゴールを記録。ブラジル代表では国際Aマッチ通算125試合の出場で11得点を挙げ、2002年の日韓W杯優勝などに貢献した。

 現役時代の最も有名なゴールの1つが、1997年にフランス代表を相手に決めた直接FKだろう。常人なら狙わない遠い位置からアウトにかけてシュートを放つと、壁の右脇を通過して大きく曲がったボールが右ポストをかすめてネットに突き刺さり、見る者の度肝を抜いた。

 さらに、その翌年にも伝説に残るようなゴールを決めていた。1998年2月21日に行われたテネリフェ対レアルでの一撃だ。

 R・カルロス氏は左サイドへのバウンドしたスルーパスに走り込むと、ゴールラインを割るギリギリの位置から左足でハーフボレー。得意のアウトにかけたパワーショットがGKの手を弾き、逆のサイドネットに吸い込まれた。

 イギリス『スポーツ・バイブル』はちょうど24年が経った今月21日、「ロベルト・カルロスのテネリフェ戦での“あり得ない”ハーフボレー弾には、まだ説明が必要だ」として同ゴールに再注目。当時を振り返り、次のように描写している。

「1998年2月21日、ブラジル人の左サイドバックはレアル・マドリーでのテネリフェ戦で、とんでもない角度から(フランス戦と)同じようにあり得ないゴールを決めた」

「カルロスは左サイドの背後を突き、ボールはゴールキックになるように見えた」

「しかしハーフボレーによって、GKの意表を突くとんでもない一撃を放ったのだ。GKは必死でそれを止めようとしたが、ボールはファーサイドのゴール隅に突き刺さった」

「カルロスはチームメイトに囲まれながら、自分が決めたゴールに信じられないような表情を浮かべていた」

 2017年にトルコ人DFアブドラ・バリクフが国内カップ戦で似たようなシュートを決めて話題となったが、“角度0度”のゴールはトップレベルの試合でなかなかお目に掛かれるものではない。

 同メディアによると、R・カルロス氏はフランス戦の長距離砲よりもこのゴールを高く評価しており、「テネリフェ戦のゴールは本当に好きなんだ。あれは最も難しいゴールだった。コーナーフラッグ付近のゴールライン際から決めたんだ」と語っているようだ。

"I never get tired of it," Roberto Carlos once said of his goal against Tenerife in 1998."It’s actually quite fun because, even now, it’s a goal that no one understands. I don’t understand it myself, so how is anyone else going to understand it?"pic.twitter.com/p4bfUUyl0g— MUNDIAL (@MundialMag) January 12, 2022 ●ラ・リーガ2021-22特集

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