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浦和ロドリゲス監督の活躍に母国スペイン紙「リーガやプレミアのクラブからも注目されている」

ゲキサカ / 2022年2月23日 12時17分

浦和を率いるリカルド・ロドリゲス監督

 浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督がスペイン『ムンド・デポルティボ』のインタビューに応じ、浦和で獲得した2つのタイトルや今後について語っている。

 過去にU-17サウジアラビア代表、ジローナ、タイの複数クラブを率いたロドリゲス監督は、2017年に徳島ヴォルティスの指揮官に就任。来日4年目の2020シーズンに徳島をJ2優勝に導くと、J1昇格を置き土産に浦和へと活躍の場を移した。

 就任1年目の昨季はJ1リーグ戦6位に終わったが、ルヴァン杯でベスト4に進出し、天皇杯では3シーズンぶりの優勝を達成。J1優秀監督賞に選ばれると、今季最初の公式戦となる富士フイルムスーパー杯では昨季J1王者の川崎フロンターレを2-0で下し、16年ぶりの大会制覇を果たした。

「天皇杯の優勝は、私にとって浦和での初タイトルであり、ACLのグループリーグ出場権も手にできる、日本サッカー界でとても歴史のあるタイトルです。そして決勝戦は、何か月も続いたパンデミックの後、初めてスタジアムが満員になり、非常に特別なものになりました」

「スーパーカップは、リーグ戦で勝ち点29差もつけられ、今や日本で一番強いチームとなった相手ということで、特別な意味を持っていました」

 獲得したタイトルをこう振り返るロドリゲス監督に対し、同紙は「日本サッカー界でもう6シーズン目を迎え、完全に溶け込んでいる。バルサのベンチにシャビが入ったことで、再び“流行”となったポジショナルプレーに基づいた攻撃的なプレースタイルによって、日本を席巻している」と称賛の言葉を送っている。

 その優れた手腕は日本国内にとどまらず、同紙いわく「すでにラ・リーガやプレミアリーグのクラブからも注目されている」と、欧州リーグにも広まっているようだ。

 しかし、本人は浦和での仕事に集中することを望んでいる。「日本ではとても幸せです。ここで仕事をさせてもらい、プロジェクトを成長させ、浦和で設定した目標だけに集中しています」と浦和のさらなる躍進に意欲を示した。
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