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レアルのウクライナ代表GKにアンチェロッティ監督「戦争は恐ろしいもの」「クラブ全体で彼に寄り添う」

ゲキサカ / 2022年2月26日 13時24分

ウクライナ代表GKアンドリー・ルニン

 レアル・マドリーは26日、ラ・リーガ第26節で11位ラージョのホームに乗り込む。試合前日のオンライン会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えた。

 ここまでレアルは25試合を消化し、2位セビージャと勝ち点6差の首位。対するラージョは昇格組ながら20チーム中11位と健闘を見せている。昨年11月6日にサンチャゴ・ベルナベウで行われた前回対戦では、レアルが2-1でラージョを下した。

 ラージョは年明け以降、リーグ戦4連敗を含む6試合未勝利(1分5敗)と苦戦しているが、アンチェロッティ監督は警戒を緩めない。

「ラージョは今季、特にホームで絶好調なので難しい試合だ。彼らに苦しめられる試合になると思うが、我々はしっかりと練習してきたので準備ができている。いい試合ができるだろう」

 ここ最近のレアルはコパ・デル・レイやUEFAチャンピオンズリーグを含めた公式戦で得点力不足に悩まされていたが、19日のラ・リーガ第25節アラベスで3-0の快勝を飾った。

「私は楽観的だ。起こっていることを評価する必要がある。スペインスーパーカップ後、さまざまな理由で良い時期を過ごせていなかったが、今は良くなったと言えるだろう。アラベス戦では後半に良いリアクションや良いプレーを見せて手応えを感じることができた」

「今週の練習で改善することができたのでバジェカスでそれを証明したい。 バジェカスでのラージョ戦とソシエダ戦で勝つことは、リーガ優勝に向けて大きな意味を持つものになるだろう」

 また、現在ウクライナに対するロシアの軍事侵攻が、サッカー界にも影響を及ぼしている。指揮官はチーム唯一のウクライナ出身選手であるGKアンドリー・ルニンに対し、「私も会長もルニンと話し、彼に愛情を示したよ。戦争は恐ろしいものだ。クラブ全体でできることは彼に寄り添い、我々の全ての愛情を示すことだけだ」と連帯を表明した。
●ラ・リーガ2021-22特集

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