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“代役”躍動した川崎F、大観衆の鹿島アウェーで完封勝利!! 流経大出身ルーキーDF佐々木旭がプロ初先発初ゴール

ゲキサカ / 2022年2月26日 16時57分

 鹿島は後半開始時、ミスの目立った関川に代わってMF三竿健斗、右サイドでなかなか見せ場を作れなかったMF土居聖真に代わってMF中村亮太朗を投入。甲府から加入の中村はこれがJ1デビュー戦となった。システムも中村アンカーの4-3-1-2に変更し、ボランチのMF樋口雄太が右サイドに移った。

 すると後半6分、鹿島がさっそく大きなチャンス。左サイドに開いたFW鈴木優磨のクロスに上田がつぶれ、ファーから飛び込んだ樋口がワントラップして左足ボレーで狙う。ところがこれはクロスバーに直撃。同7分、バイタルエリアで樋口が倒されるも、ファウルのホイッスルは吹かれず。直後の三竿のミドルシュートは大きく枠を外れた。

 その後も鹿島が主導権を握り続ける中、後半17分に川崎Fも交代。チャナティップに代わってMF遠野大弥が入った。対する鹿島は同22分、上田と常本に代わってFWエヴェラウドとDF広瀬陸斗を投入。サイドと中央を使いながら川崎Fを押し込んでいった。

 それでも川崎FはDF谷口彰悟、DF山村和也のCBコンビが抜群の安定感を見せ、最後の最後で危険なシーンを作らせず、割り切ったクリアボールも使いながらピンチの芽を摘んでいく。後半30分には佐々木が足をつり、登里と交代。鮮烈な先発デビューの22歳には、アウェーゴール裏のサポーターから大きな拍手が送られた。

 最後まで攻め続けた鹿島だったが、何度も訪れたゴール前での決定機を決め切れないまま試合はタイムアップ。大観衆が集まった2連覇王者との大一番で今季初黒星を喫した。

(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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