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U-19日本代表候補が始動初日から練習試合。成長し続けてまずは「アジアのトップに」

ゲキサカ / 2022年2月28日 2時40分

 吉田は「(集まったばかりで)コミュニケーションの部分や連係の部分で上手く行かないことが多かったんですけれども、途中からビルドアップの部分だったり守備の部分でできる部分もあった」と振り返る。

 2本目はメンバー8人をチェンジ。GKは佐藤瑠星(大津高)で4バックは右SB藤井海和(流通経済大)、CBがアンリと石井大生(湘南)、左SB入江羚介(帝京高)。中盤中央は底の位置に入った西谷亮(東京V)とキャプテンの宇野禅斗(町田)、そして木戸の3人で構成。右SH笠柳翼(長崎)、左SH山崎、1トップは福田師王(神村学園高)が務めた。

 立ち上がり、攻勢に出ていたU-19代表候補だが、5分、攻撃を組み立て直した際にミスが出ると、FW星野創輝(中央大1年=横浜FMユース)にロングシュートを決められて失点。10分にも押し込まれると、最後はアンリのディフェンス及ばず、MF榊原杏太(立正大2年=名古屋U-18)に2点目のゴールを許してしまう。

 U-19代表候補は12分、中盤で前を向いた宇野が巧みに右サイドへ散らし、笠柳がグラウンダーの絶妙なアーリークロス。これに福田が走り込んだがシュートは右へ外れた。さらに16分にも右サイドを笠柳と宇野のコンビで崩し、折り返しを山崎が狙う。

 追撃のチャンスを活かせなかったU-19代表候補は17分にアンリをCB高井幸大(川崎U-18)へ交代。迎えた22分、PAの守りを崩され、最後はMF田邉光平(中央大2年=名古屋U-18)に押し込まれた。

 福田は「味方との距離が遠くて、なかなか良い感じでボールを動かせなかった」と振り返る。3失点目直後、山崎、木戸に代わって永長と安部が再出場。宇野が精力的にボールに絡んで前進させていたほか、永長がドリブルで切れ込むシーンや、笠柳のスルーパスからスプリントした西谷がPA左へ抜け出すシーンもあった。また、相手にチャンスを作られながらも石井や高井、佐藤が凌ぎ、藤井と入江の両SBや福田が崩しに係ろうとしていたが、0-3のまま試合終了。22年初ゲームは悔しい敗戦に終わった。

 今年9月には、23年U-20ワールドカップへ向けた第1関門のAFC U20アジアカップ2023予選が開催される予定。吉田は「自分たち日本代表がアジアのトップになることは当たり前という認識を持って、自分たちが圧倒するような戦いをできないといけないと思うので、こういう大学生との試合でも自分たちが日の丸を背負っているので本当に負けられない。勝ちにこだわって内容でも圧倒できるようにしていかないといけない」と引き締めた。4日間の合宿で共通理解を深めて少しでもチームとしての成長すること。そして、選手たちはチームの勝利に貢献すること、またライバルとの競争で勝つために、より自分の特長を出すことを目指す。

(取材・文 吉田太郎)

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