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大型補強の“J1昇格候補”長崎が開幕1分1敗…松田浩監督「徹底できなかったのが悔やまれる」

ゲキサカ / 2022年2月27日 21時50分

 松田監督は今後の戦い方について「クオリティーを上げていかないといけないが、やるべき方向性は変えることはない」とした上で、チーム作りの方向性にも言及。「1試合1試合相手が違うのでやり方は変えないといけないし、自分たちのサッカーだけで押し通せるとは思っていない。大事なのは相手に対して効果的なことをやっていくこと。なおかつ勝ち点3を取る逆算でどういうサッカーをやっていけばいいか。そういう意味ではいろんな一つだけのやり方ではない形で進めているぶん、いまはちょっとその精度がぼやけて落ちているのかもしれない。後半のサッカーを前半からやっていれば違う結果になっていたかもしれないなと思う。意思の徹底やチーム戦術が、初めての相手や初めてのメンツだと強度が落ちているところがあるのかもしれない」と今後の伸び代に含みを持たせた。

 そうした精度の部分は今後のトレーニングの積み重ねによって上げていくことが期待される。無念のハンド判定でゴールが取り消されるなど、惜しいチャンスがありながらも無得点に終わったE・ジュニオは「今日の試合に関してはポジティブに考えている。チームも良かったし、チャンスも作れた。もう少しでゴールを奪えなかった。相手よりいいサッカーをしたと思っている。ただ、どっちか決めないと勝てないので相手の方に勝利が転んだ」とこの試合を総括していたが、攻撃面の改善については「チャンスはあったし、もうちょっと丁寧にやらないといけない。もう少し工夫してやればゴールは生まれたはず」と前向きに語ってた。

 また最終ラインを担ったDF村松航太も攻撃の組み立てについて「横浜FCさんのプレスも良かったが、そこに対して負けているとは思っていなくて、チャンスも何回も作り出せた」とポジティブに述べ、自身が担う守備面のタスクについても「危ない場面もあったけど、そこに関してはみんなが体を張って守れていた」と手応えを語っていた。

 そんな村松は今季、北九州から長崎に加入。「もちろん北九州にいた時もJ1に上げたいという気持ちがあったし、昨年はキャプテンもやっていたので責任感も持って、結果にこだわっていた。それは去年も今年も変わらない」と述べつつも、新天地での日々には充実感をのぞかせる。「本当にJ1にいないといけないチームに来て、すごく環境面でも北九州で経験したことないこともある。意識の高い選手、能力の高い選手がいて、毎日の練習が本当の試合でマッチアップしているような感覚でやっている」。悲願のJ1復帰へ、長崎は日々積み重ねながら突き進んでいく。

(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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