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PK失敗でカラバオ杯優勝を逃したチェルシーGKケパ「大会を通して頑張ってきたのに…」

ゲキサカ / 2022年2月28日 9時37分

PK失敗で落ち込むGKケパ・アリサバラガ

[2.27 カラバオ杯決勝 チェルシー 0-0(PK10-11) リバプール]

 チェルシーは27日のカラバオカップ決勝でリバプールに敗戦。GKケパ・アリサバラガは試合後、自身のインスタグラム(@kepaarrizabalaga)を更新し、胸中を明かしている。

 7シーズンぶり6度目の頂点を狙うチェルシーは、リバプールとの死闘に臨むも、延長も含めた120分で決着はつかず。PK戦に突入した。先発GKはエドゥアール・メンディだったが、トーマス・トゥヘル監督はPK戦に入る前に“PK要員”としてケパを投入。だが、そのケパが大きなミスを犯してしまった。

 PK戦でケパは一人も止めることができない。そして、11人目まで進むと、今度は自らがキッカーとなる。右足で蹴り込んだボールはゴール上に大きく外れる。その瞬間、チェルシーの敗戦が決定した。

 絶望の表情を浮かべるケパ。チームメイトたちが急いで駆け寄り、その労をねぎらった。

 試合後、ケパは自身のインスタグラムを更新する。「落ちることもあれば、上がることもある」とつぶやき、「大会を通して貢献できていたと思ったんだが、がっかりしている」と心境を吐露。「私たちは引き続き努力を続けていきます」と言葉少なげにメッセージを送った。

 英『フットボール・ロンドン』では、トゥヘル監督の試合後の会見を伝える。ケパの印象について「厳しい結果になった。彼には申し訳ないと思っているし、非難などしない」と擁護。「ケパは日ごろから(PKの)練習をしていた。彼の良さを知っているからこそ、起用したんだ」と交代の意図を明かした。

「彼は日々練習していたし、エドゥよりも単純にその時間は多い。ただ、残念ながらセーブすることができなかった。そして唯一外してしまったのも彼だ。厳しい結果だが、責められることではない」
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