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ブラインドサッカー男子日本代表は24年パリパラリンピックへ…3種目の新指揮官3名が新体制を発表

ゲキサカ / 2022年3月2日 10時48分

金川監督(左上)、松崎JBFA専務理事(右上)、中川監督(左下)、山本監督

 日本ブラインドサッカー協会は1日、オンライン会見で、ブラインドサッカー男子日本代表、ブラインドサッカー女子日本代表、ロービジョンフットサル日本代表の新体制および今後の活動方針発表を行った。

 すでに3チームの新監督は発表済み。ブラインドサッカー男子日本代表は中川英治監督(47)、ブラインドサッカー女子代表は山本夏幹監督(30)、ロービジョンフットサル日本代表監督は金川武司監督(39)が登壇した。3種目は、2023年8月の視覚障がい者国際大会「IBSAワールドゲームス」内で行われる世界選手権を目指し、またブラインドサッカー男子日本代表は24年パリパラリンピック出場が大きな目標になる。

 ブラインドサッカー男子日本代表は、21年夏の東京大会でパラリンピック初出場。初白星を手にし、5位で大会を終えた。中川監督は「僕らのゴールは、パリパラリンピックの出場」と目標を語る。開催国枠としてではなく、イランや中国といった強豪ひしめく予選を勝ち抜いて本大会へ。指揮官は「アジアを勝ち抜くのは非常に難しい、高いハードル」と口にしつつ、「日本のブラインドサッカーの歴史をアップデートしていくことが使命」と強調した。

 24年のパリパラリンピックに向け、今年10月にはアジアパラリンピック、同年11月にアジア選手権、23年8月に世界選手権が控える。長いようで短い準備期間で、東京パラリンピックまでのチームを引き継ぎ、「急ピッチに新しいチームの立ち上げとプレーモデルを構築する」という。

 発表された強化指定選手には、主将の川村怜、エースの黒田智成、佐々木ロベルト泉、田中章仁らお馴染みのメンバーに加え、鳥居健人が選出された。中川監督は鳥居について「攻守においてクオリティがある。アウトサイドからインサイドだけではなくて、守備ブロックのアウトサイドからシュートができる選手」と、その選出理由を語った。

 ブラインドサッカー女子代表の山本監督は、23年8月の世界選手権優勝を目指す。「前体制の村上(重雄)監督が築き上げてきた女子の強みを生かしつつ、新たなチャレンジをしていく」と言及。女子の得点パターンである菊島宙の攻撃だけでなく、より多くの選手を攻撃に関与させていくという。

 弱視クラスのロービジョンフットサル日本代表・金川監督も23年世界選手権での勝利を誓う。指揮官はフットサル選手やコーチ、監督としての経験を積んでおり、その知識を生かして「攻守の切り替えが早いチームを目指していきたい」と語った。

●ブラサカ/障がい者サッカー特集ページ
●日本障がい者サッカー連盟(JIFF)のページはこちら

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