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攻守、ピッチ内外でも「係る」。U-19日本代表候補がFW福田、CB石井ゴールなどで大学生に5発逆転勝ち

ゲキサカ / 2022年3月2日 19時4分

1本目36分、FW福田師王(神村学園高)が右足で同点ゴール

[3.2 練習試合 U-19日本代表候補 5-1 桐蔭横浜大 高円宮記念JFA夢フィールド]

 U-19日本代表候補が高円宮記念JFA夢フィールド(千葉)合宿最終日の2日、桐蔭横浜大と練習試合(45分×2本)を行い、5-1で逆転勝ちした。

 U-19代表候補は、23年U-20ワールドカップを目指す世代。合宿最終日の練習試合を4-4-2システムでスタートした。GKはバーンズ・アントン(町田)で、4バックは右SB遠山悠希(沼津)、CBチェイス・アンリ(尚志高)、ゲームキャプテンのCB坂本稀吏也(山形)、左SB入江羚介(帝京高)。中盤は佐野航大(岡山)、吉田温紀(名古屋)のダブルボランチ、右SH阿野真拓(東京V)、左SH笠柳翼(長崎)、そして2トップは福田師王(神村学園高)と小林俊瑛(大津高)がコンビを組んだ。

 攻守ともにやや後手に回った立ち上がり、中盤でのロストから桐蔭大MF水野颯太(3年=常葉大橘高)に先制点を奪われてしまう。さらにアンリが身体を張って何とか守るようなシーンのあったU-19代表候補だが、遠山がインターセプトから一気に攻め上がり、笠柳が左サイドで積極的にボールに絡むなど反撃する。14分には坂本のインターセプトから笠柳が粘って前進。前線で強さを見せた福田が強引に持ち込んで右足を振り抜く。

 一方、桐蔭大はポゼッションで相手を大きく上回り、DFラインの背後を突くシーンを増やしていた。16分には、右クロスからFW山田新(3年=川崎U-18)が決定的なヘッド。だが、U-19代表候補はGKバーンズが至近距離から一撃をビッグセーブではじき出す。17分、U-19代表候補はアンリに代えてCB高井幸大(川崎U-18)を投入。20分にはDFライン背後へ抜け出した福田の右足シュートがGK横を抜けたが、カバーのDFにクリアされて同点とはならない。

 1本目、U-19代表候補は桐蔭大に寄せ切れず、球際で苦戦するなど劣勢の時間帯も長かった。だが、徐々に守備から修正し、攻撃面でも中盤の選手が前向きの回数を増やす。そして、佐野と吉田が連係しながら前進、縦にボールを入れて押し返した。バーンズの好守もあって1点差のまま食らいつくと36分、左SB入江が前線の小林へ斜めのパス。小林が厳しいチェックを受けながらも粘ってPAへ繋ぐと、最後は鋭く反応した福田が右足で同点ゴールを流し込んだ。

 37分には遠山に代えて藤井海和(流通経済大)を右SBへ。直後には藤井の折り返しのこぼれを阿野が右足で狙う。1本目はこのまま1-1で終了。U-19代表候補は徐々にボールを動かす、守備の良いポジショニングを“繋げる”という部分をグループ、チームで高め、個の勝負でも良く戦って45分間を終えた。

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