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1歳から等々力を知るアズーロ・ネロの壁。川崎F U-18DF松長根悠仁は2人の“同級生”を超える勝負の1年に臨む

ゲキサカ / 2022年3月4日 20時4分

 刺激的な日々の中で、“先生”の授業もきっちりと受講してきたという。「車屋(紳太郎)さんにも話を聞かせてもらって、『CBはこう持ち運んだ方がいいよ』ということを教えてもらいました。前までは練習でもあまり持ち運ぶことはやっていなかったんですけど、キャンプに行ってからは運ぶ意識が高まっていますし、リーグの開幕までに使えるようになればいいなと思って、今は練習から頑張っています」。最高の環境で得た経験を、確実に日常へと反映させているようだ。

 松長根には2人の負けたくない“同級生”がいる。「高井と、今はドイツに行っている長田澪は一緒のタイミングでフロンターレに入ってきたんですけど、あの2人がどんどん高いレベルでプレーしていて、自分自身の刺激にも、『やらなくてはいけないな』という原動力になっています。高井は去年の夏からずっとトップの方に行っているので、キャンプの時も『目が慣れているな』と感じましたけど、1対1の対応や守備の面では高井にも負けていないと思います」。立ち位置は自分次第でいくらでも変えられる。そのためにも、2022年はとにかく大事な1年になる。

「今年はプリンスより1つ上のレベルでできますし、自分としてもチームとしてもプレミアの方が絶対に成長できるはずなので、そこは良かったなと思いますし、プレミアはハイライト動画を見ることができたりして(笑)、『自分もこういう舞台でやりたいな』と思っていたので、凄く楽しみです」。

 紡ぐ言葉に、真面目さとユーモアが混じり合うような人間性も魅力的。常にファイティングポーズを取り続けられるディフェンダー。松長根悠仁は、既に準備万端だ。

(取材・文 土屋雅史)

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