決め手は「好きな選手」の存在や…。高2でC大阪内定のMF大迫塁は目標へ向け、神村や高校選抜で結果と成長
ゲキサカ / 2022年3月4日 20時48分
練習参加した際、相手チームにいた清武は常に捕まえづらい位置にいて、駆け引きの部分でも学ぶことが多かった。また、その練習参加で実感したのは、自分が得意とするキックは通用した一方、判断やプレーのスピードは「全然遅い」ということ。判断スピードの速さは大迫の大きな強みでもあるが、神村学園のトレーニングからより速く判断することを意識し、左足のシュート、スルーパスもよりこだわって進化させている。
C大阪は同じ高校2年生で、年代別代表の僚友・MF北野颯太がブレイク中。現在は北野のように早くJ1に出たいという気持ちよりも「そのレベルにまだ達していないと思うので、ゲームに出れるくらいのレベルにならないといけない」。現状を理解し、一つ一つ積み重ねること、結果を出すことに重きを置いている。ただし、高校2年生の2月に進路を決めた理由の一つは、C大阪で早くレギュラーを掴み取るためだ。
「まずは神村でしっかりと結果を残さないといけない。結果で恩返しして、プロの内定をもらったので早く出て、そこのスタメンとかレギュラーの座を奪いに行かないとプロに早くなった意味が無いので、狙っていきたいです」と言い切った。注目レフティーは急ぎ過ぎず、だが、本気で目標達成への日々を過ごすつもりだ。
高校選抜の活動も成長への貴重な機会。ヤングサッカーフェスティバルでは自分と同じ高校2年生たちと対戦する。「相手を圧倒して勝たないといけないと思っている。自分の持ち味を出してチームが勝てれば一番良い。ボランチでも、トップ下でも、どっちでもチームを勝たせられるようなプレーをしていきたい」。C大阪の看板も背負うレフティーは、王国・静岡の才能たちの前で判断力や精度で違いを見せるか。
そして、静岡ユース選抜戦の後に控えるデンソーカップチャレンジでは“プロ予備軍”の大学生と対戦。「どっちかというと自分は上のカテゴリーの選手に向かっていくのが好きなので、スゴい楽しみです」という大迫は、年上の選手たち相手でもやれることを示して、求めるレベルへ近づく。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2021
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