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プレミア初挑戦に燃えるチームのキーマン。桐生一FW諏訪晃大はその実力で周囲の評価を覆す

ゲキサカ / 2022年3月10日 20時9分

 課題を尋ねても、やはりすぐに明確な回答を口にする。「仕掛けた後のシュートが課題です。自分はプレーに波があって、毎試合ゴールに絡むことだったり、ゴールを決めることはできていないので、常にチャンスメイクできたり、得点できる選手になりたいです」。自己分析はバッチリ。あとはトレーニングでブラッシュアップしていくだけだ。

 プレミアでの対戦を楽しみにしている選手がいるという。「流経柏で小中一緒のチームメイトだった岡本亮太郎がセンターバックで出ていて、マッチアップすることもあるので、そこには絶対負けたくないという気持ちはあります。プレミアでも初戦の相手が流経柏というのはモチベーション的にも上がりますし、そこは結果でこっちの力を見せ付けたいです」。この諏訪と岡本のマッチアップ、注目せざるを得ない。

 未知の舞台には、もちろん不安も抱えている。「チームの総合力というところで、守備面でも攻撃面でももっとレベルを高くしないといけないですよね。今までやってきたチームよりも強い相手のいる、自分たちが見たことのないステージに行くので、今の何倍、何十倍ぐらい上手くならないと通用しないと思います」。それでも、同時に楽しみな気持ちも抑え切れない。

「自分たちがどれだけそういう相手に通用するのかという期待があって、桐生第一自体が行ったことのないリーグに行くわけですし、自分たちも高校最後の年ということで、桐生第一の歴史に名を残せるような結果を出して、チームにも自分にもプラスだったと言えるような年にしたいです」。

 桐生一にとって歴史的な1年を牽引する、“2人制キャプテン”の1人。諏訪のポジティブな自信と大胆なプレーが、チームに強大なパワーを生み出していくはずだ。

(取材・文 土屋雅史)

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