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久保建英がレアル相手にイエロー2枚誘発も…マジョルカの健闘“前半だけ”で泥沼5連敗

ゲキサカ / 2022年3月15日 7時0分

 前半43分、R・マドリーはメンディの斜めのパスをベンゼマが収め、ラストパスを受けたビニシウスがゴール前に侵入するも、懸命についていったマフェオがスライディングでシュートブロック。マジョルカは1点もののビッグプレーでピンチを防いだ。さらに同44分、R・マドリーは左サイドを前進したビニシウスのノールックパスからアラバが鋭い左足シュートで狙うも、ここでオリバンが立ちはだかった。

 前回対戦ではハーフタイムに途中交代した久保だったが、この日は後半もピッチへ。すると6分、左サイドでボールを持った久保はムリキとのワンツーで攻め上がると、L・バスケスに後方から倒されてファウルを獲得。L・バスケスのイエローカードを誘った。それでもこのセットプレーが不発に終わると、同10分にR・マドリーが先制点。バルベルデがMFイドリス・ババにプレッシャーをかけてベンゼマがボールを奪い、ラストパスに抜け出したビニシウスが落ち着いて決めた。

 その後はR・マドリーが主導権を握り、後半31分には中盤を起点としたカウンターから左サイドに展開し、ベンゼマが敵陣に突破すると、折り返しのボールをビニシウスがキープ。後方からアプローチしてきたマフェオに倒され、PKを獲得した。これをベンゼマが決めてスコアは2-0。同33分、マジョルカは久保を下げてMFイ・ガンインを入れた。

 なおもR・マドリーは止まらない。後半37分、途中出場のDFマルセロがクロースのショートコーナーを受けてクロスを上げると、ゴール前で合わせたベンゼマがヘディングシュートで追加点。今季22ゴール目で3点差とした。ところが同40分、ベンゼマは左足首のあたりを押さえてピッチに座り込み、ロッカールームへ。交代枠を使い切っていたためR・マドリーは最後10人で戦うことになった。

 思わぬ形で数的優位に立ったマジョルカは後半44分、右サイドからのクロスに反応したイ・ガンインが惜しいヘディングシュート。直後にはイ・ガンインが今度はエリア内でドリブルを仕掛け、相手と交錯しながら転倒した。だが、マルセロの適切なチャージだったとしてファウルの笛は鳴らされず。そのまま試合はタイムアップし、R・マドリーが3-0の圧勝で4連勝を果たした。
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