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帝京の注目レフティー。U-19代表候補左SB入江羚介は言語化できるまで理解を深め、改善しながら成長中

ゲキサカ / 2022年4月10日 8時44分

 入江は自分のプレーを見つめ直し、しっかりと言語化できていることが印象的だった。年代別日本代表に招集され続けるようになり、「自分のプレーの考えていることが、結構はっきりしてきて、言葉にできてきている」という。きっかけはサッカーノートで自分のプレーを細かく見つめ直すようになったことだ。

 U-19代表候補合宿で自分のプレーについてアドバイスされた際、「なぜそうなるのか、何でそう動かないといけないのか」をスタッフやチームメートに確認し、中途半端ではなくしっかりと自分の言葉で説明できるまで理解することを心がけている。

「その時のプレーはなぜ上手く行ったのか。ファーストタッチだったり、ポジショニングだったり、もっとポジショニングが高かったり、低かったりしたらどうなるのかなとか、実際に自分が見ているシーンをノートに書いて、その時どう考えるかということを最近するようにしています」

 U-19代表候補合宿ではくさびへのパスなど強みを発揮できた一方、守備対応やポジショニングはより質を上げなければならないと実感。ベースの高いJリーガーたちがグループ、チームでのプレーの質を上げることに集中する中、入江はそれに加え、個のスピード感や判断力をJリーガー同等のレベルへ引き上げることにも取り組んできた。

「まだまだ追いついていないな、ということを凄く痛感しました」というが、多くを得られたことについてはとても前向き。帝京合流後も日常から自分のプレーを書き出して改善と強みのレベルアップに取り組んでいるという。この日、日比威監督はディフェンス面などについて厳しい評価。入江は指摘を受け止め、練習参加したJクラブや年代別代表のレベルを意識しながら成長を目指していく。

 まずは次戦でチームの勝利に貢献することへ集中。「今日は自分のミスもありました。練習から気を引き締めて、次の試合でそれを取り戻したいと思います」。経験を重ねながら力をつけてきていることも確か。一発で局面を変える対角の素晴らしい左足キックや精度高いくさびのパスなど魅力十分のレフティーは、ピッチでこの日からの変化を証明する。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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