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FC東京と浦和はスコアレスで痛み分け…スペイン人指揮官同士の一戦はドローに終わる

ゲキサカ / 2022年4月10日 15時53分

 浦和は前半42分、柴戸、小泉、明本の好連係から左サイドを攻略。PA手前から江坂がパスを受け、PA内に通すが、ユンカーはボールを収められない。両者ともにチャンスを決め切れず、スコアレスで後半に折り返した。

 FC東京はハーフタイムに紺野を下げ、MFアダイウトンを投入。さらに、後半19分には松木を下げてDF中村帆高を入れる。右SBの渡邊がインサイドハーフに移動し、中村が右SBに入った。また、浦和も同タイミングでモーベルグに代えてMF松尾佑介を出場させる。左サイドに入った松尾は直後から突破を何度も繰り返し、チャンスを作った。

 FC東京は後半29分に渡邊が負傷するアクシデント。MF三田啓貴が出場し、同じ位置に入った。松尾投入から浦和は攻勢を強める。同33分には右サイドから酒井、岩尾、江坂とつなぎ、松尾がPA手前から右足シュート。だが、ゴール右外に惜しくも外れた。

 浦和は後半36分に小泉を下げ、デビュー戦となったシャルクを投入。背番号17のオランダ人FWはトップ下に入った。FC東京は同38分、アダイウトンがPA左手前から右足シュートを放つ。狙いすました弾道はゴール枠を捉えるが、西川のハイジャンプセーブにはじかれた。

 終盤にオープンな展開となるも、試合はそのまま決着つかず。0-0で痛み分けに終わった。浦和は15日からAFCアジアチャンピオンズリーグに参戦。30日までの短期間でグループリーグ6試合を戦う。

(取材・文 石川祐介)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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