最後の最後に新井一耀! 千葉が後半AT5分に追い付き首位・横浜FCと1-1ドロー
ゲキサカ / 2022年4月10日 20時59分
[4.10 J2第9節 千葉 1-1 横浜FC フクアリ]
J2リーグは10日に第8節を行い、ジェフユナイテッド千葉のホームで開催された横浜FCとの試合は、1-1の引き分けに終わった。千葉は土壇場で勝ち点1を奪取。横浜FCは勝利目前で白星を逃すも、開幕から無敗記録を9試合に伸ばして首位を独走している。
試合立ち上がり主導権を握ったのはホームの千葉。最前線のFW櫻川ソロモンをターゲットに攻撃を構築すると、2シャドーのMF見木友哉とMF高木俊幸、両サイドのMF秋山陽介とMF福満隆貴が流動的に動き、チャンスを見計らった。
ただ、その千葉の猛攻を横浜FCディフェンスラインが冷静に対処。前半5分には、千葉の右サイドバックDF新井一耀が蹴り込んで来たクロスに、GKスベンド・ブローダーセンが果敢に飛び出し、パンチングで大きくクリアした。
横浜FCはボールを細かく繋ぎ徐々にリズムを掴むと、後半30分には、最終ラインのパス交換からDFガブリエウが前線のFW小川航基を狙う。しかし、ボールにはあと一歩届かなかった。対する千葉も見木が個人技で応戦。ゴール向かって左からカットインで中に持ち込み、右足を振り抜いたが、シュートは枠を捉えることができなかった。
横浜FCは前半35分に敵陣中央で得たフリーキックから小川がヘディング弾を放つも、こちらはGK新井章太が難なくキャッチ。直後には千葉の見木が再びミドルシュートで狙ったが、ここはブローダーセンが立ちはだかった。
すると、千葉に絶好のチャンスが訪れる。前半40分、左サイドを見木がドリブルで仕掛けてボックス内に侵入すると、ゴール前に横パスを送る。そのボールに櫻川がニアサイドで潰れると、ブローダーセンが吊られてゴールががら空きに。ファーサイドに構えていた高木がGK不在のゴールにシュートを放ったが、マークに付いていた横浜FCのMF手塚康平が体を張ってゴールを死守した。
ピンチの後にはチャンスあり。横浜FCは前半43分、左サイドでボールを受けたFW長谷川竜也が右足でゴールに向かうようなクロスを蹴り込むと、そのボールに小川がヘディング弾。小川の4試合連続今季8点目で横浜FCが敵地で先制に成功した。
ホームチームの1点ビハインドで迎えた後半立ち上がりは、前半とは打って変わって横浜FCペースとなった。守備で上手くはめ込んでボールを奪うと、丁寧にパスを繋いで攻撃を展開。機動力のあるMF武田英二郎、DF山下諒也の両ウイングが起点となった。
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