チェルシーMFコバチッチが同胞モドリッチに言及「その質問は答えるのはとても難しい」

MFマテオ・コバチッチがMFルカ・モドリッチに言及

　チェルシーのクロアチア代表MFマテオ・コバチッチが12日に敵地で行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦レアル・マドリー戦に向けた前日会見で、元チームメイトの同代表MFルカ・モドリッチについて語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。

　6日にチェルシーのホームで開催された第1戦はレアルが3-1で快勝。コバチッチは「もちろんチャンスはあるし、明日(12日)は自分たちの最高のものを見せたいと思っている。前回はベストなゲームができず、結果も良くなかった。希望はあるし、自分たちのベストを見せようというモチベーションがある。質の高いゲームになるだろう。楽しみにしているよ」と逆転でのベスト4進出に意欲を示している。

　また、会見ではコバチッチにとってレアル時代のチームメイトであり、母国のヒーローでもあるモドリッチに関する質問も飛んだ。好調をキープするレアルの10番をどうやったら止められるかを問われ、次のように答えている。

「その質問は答えるのはとても難しい。彼は素晴らしい選手だし、止めるのは困難だ。彼はクロアチア人で、僕の大好きなクラブであるディナモ・ザグレブでプレーしていた。子どもの頃は彼に憧れていたんだ。今は仲の良い友人になって、もっと彼を尊敬している。素晴らしい人間、素晴らしい選手であり、明日も彼と対戦するのが楽しみだね」

　チェルシーMFに一目置かれるモドリッチは、36歳となった現在も第一線で活躍し続け、年齢による衰えを全く感じさせずにいる。

　その要因についてコバチッチは「彼は常に、今と同じような良い選手だった。僕が知る限り、この5、6、7年、彼は同じレベルを維持している。驚くべきことだよ。なぜあんなに素晴らしいのかって? 彼はサッカーが大好きで、毎日サッカーをしていて、プロフェッショナルだからだ」と見解を述べ、「このままいけば、あと3、4年はこの高いレベルでプレーできると思う」と太鼓判を押した。
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