1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

やはり主役はベンゼマ!! 一時3発逆転許したR・マドリー、チェルシーとの延長死闘制してCL4強入り

ゲキサカ / 2022年4月13日 6時32分

 後半も優位を保ったのはチェルシー。両サイドを広く使いながら攻め込むと、セットプレーから試合を動かした。後半5分、マウントのCKのこぼれ球をR・ジェームズが狙うと、これは相手に当たって外れ、再び右CK。すると同6分、マウントがゴール前に鋭いキックを蹴り込み、ブロック外から飛び込んできたリュディガーが強烈なヘディングシュートを突き刺した。

 今大会からはアウェーゴールが廃止されているため、これで合計スコア3-3のイーブン。するとチェルシーは後半18分、右サイドのプレッシングでメンディからボールを奪うと、カンテのドリブル突破から左サイドに展開し、M・アロンソが左足でシュートを狙う。これはカルバハルに阻まれるも、アロンソが再び右足でシュートを放ち、ネットを揺らした。だが、得点直前にM・アロンソの手にボールが当たっていたとして、VARの介入でハンドの判定。ゴールは取り消された。

 命拾いしたR・マドリーは後半21分、左サイドを攻め上がったビニシウスが左足でクロスを送り、外に流れながら反応したベンゼマがヘディングシュート。第1戦でハットトリックを記録していたエースにこの試合で最初のビッグチャンスが生まれたが、ボールはクロスバーに弾かれた。R・マドリーは同28分、最初の交代でクロースに代えてMFエドゥアルド・カマビンガを投入した。

 すると後半30分、チェルシーがついに逆転に成功した。中盤でコバチッチが前を向き、前線の選手が一斉に動き出すと、フリーになっていたベルナーにスルーパスを配球。抜け出したベルナーが鋭いフェイントから右足を振り抜くと、クルトワの手を弾いたボールがゴールラインを越えた。これで合計スコア4-3。チェルシーがこの2戦で初めてアドバンテージを得た。

 ところがR・マドリーも譲らない。失点直後、メンディとカゼミーロに代わってDFマルセロとロドリゴを投入。すると同35分、マルセロからの鋭いパスを受けたモドリッチが左を駆け上がり、右足アウトサイドで浮き球のスルーパスを送ると、絶妙なタイミングで抜け出したロドリゴがボレーシュート。これがネットに突き刺さり、合計スコア4-4で再び同点とした。その後はチェルシーが一方的に攻め続けたが、パワープレーが不発に終わり、試合は延長戦にもつれ込んだ。

 延長戦に入ってもチェルシーが主導権を握っていたが、次に試合を動かしたのはR・マドリーだった。カマビンガが鋭いボール奪取で左サイドを攻略すると、スルーパスにビニシウスが抜け出し、相手をいなしながらふわりと浮き球パス。これにベンゼマが反応し、完璧なヘディングシュートでネットを揺らした。

 ベンゼマは第1戦のハットトリックに続いての大仕事。最後はチェルシーの猛攻を受けたR・マドリーだったが、負傷交代したナチョの代役でCBを担ったカルバハルらが奮闘を見せ、相手のシュートミスにも助けられつつ追加失点は許さず。この一戦には2-3で破れたが、2試合合計スコア5-4で激闘を制し、準決勝進出を決めた。
●チャンピオンズリーグ(CL)21-22特集
●プレミアリーグ2021-22特集
●ラ・リーガ2021-22特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください