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負けた試合でも「絶対に点を」。静岡の10番、富士市立FW山藤大夢は人一倍のこだわりを持ってゴールへ

ゲキサカ / 2022年4月16日 22時57分

 その指揮官は、「点の獲り方の幅を広げてもらえれば」。まだまだ強引にDFを剥がしに行ってロストするシーンもあるだけに、我慢して周囲を活用する力も必要だ。上手く“サボっているように見せながら”1チャンスをモノにする力もある。本人は「やっぱりどこの位置でもゴールを狙えるようになりたい」と、1対1からのシュートやクロスからのシュート、ターンからの崩しなどにも挑戦中。もう一段階上へ行くために個を磨きながら、仲間と連動して決める力も高めて行く。
 
 得点へのこだわりは人一倍だ。「本当に意識しています。負けた試合でも自分は絶対に点を獲って結果を残す。あと、勝った試合でも正直、得点者の名前に自分が入っていないと悔しい。チームが勝つのが第一。でも、勝つなら決めて勝ちたい。泥臭くてもなんでも良いから(記録の得点者欄に)山藤大夢という名前を」。そのためにまだまだやるべきことがあると理解している。

 大学への練習参加でプレースピードも、守備の強度も、自分の持っていた“基準”との差を実感。また、3月の静岡県高校選抜の活動で、同じく小柄ながらも年代別日本代表歴を持つMF高橋隆大(静岡学園高)やMF安藤阿雄依(清水ユース)が強烈な武器を備えていることを再確認し、FW斉藤柚樹(清水ユース)、FW伊藤猛志(磐田U-18)からストライカーの風格と身体の強さや守備の献身性を学んだ。

「追いつくために、もっと頑張らないといけない」

 今年、自分の名と富士市立の名を広めて次のステージへ。この日の悔しさや人一倍の得点意欲、ライバルたちの存在を糧に練習を重ね、どんな試合でも得点するストライカーになる。
 
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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