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[MOM3804]市立船橋FW伊丹俊元(1年)_「どんどん前に」。気持ちで身体動かし、2G1A!

ゲキサカ / 2022年4月24日 1時35分

後半16分、市立船橋高FW伊丹俊元がこの日1得点目のゴールを喜ぶ

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.23 関東Rookie LeagueAリーグ第1節 市立船橋高 4-0 桐光学園高 時之栖裾野G]

 2ゴール1アシストという結果はもちろんだが、それ以上に、一見届かないようなボールを諦めずに追って足に当てたり、気持ちで身体を動かしていた姿が印象的だった。

 市立船橋高FW伊丹俊元(鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身)は「自分、気持ちでしか動かせないので」と微笑。「パワフルなプレーが特徴的なので、どんどん前に行く姿を見て欲しいと思います」というストライカーは、攻守で前に出てチームに勢いをもたらしていた。

 前半は先制アシストしたものの、2度の決定機で決められず、悔しい45分間に。それでも、「落とさずに後半に繋げられて点が獲れたと思います」。上手くいかない時は、大きく深呼吸。自分を落ち着かせる術を知るFWは、上手く切り替えて後半の2発に繋げた。

 まずは16分、ゴール前まで切れ込んだMF木島慶亮をサポート。倒れながらもボールを繋いだ木島のラストパスを左足ダイレクトでゴールへ結びつけた。さらに30分の2点目は自身の頭の上を越えたCKに対し、しっかり動き直しをして決めたもの。ゴール前でやるべきことを徹底したことも2ゴールの要因だった。

 元々、ハードワークすることは得意ではなかったというが、FWロメル・ルカクやFWロベルト・レヴァンドフスキに憧れるFWはチームのために走って、身体を張って勝利に貢献。「ルーキーリーグで結果を残して3年のプレミアリーグに帯同して結果を残したい。まず年代別(日本代表)に入ってゆくゆくは、プロに行って海外で活躍したい」と語るストライカーが目標を達成するために、名門で貪欲に成長を続ける。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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