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[MOM3806]水戸商MF増子英利(1年)_伝統校を「勝てるチームに」。技術と声で牽引

ゲキサカ / 2022年4月24日 8時59分

水戸商高の司令塔MF増子英利は伝統校を「勝てるチームに」変える

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.23 関東Rookie LeagueBリーグ第1節 清水桜丘高 0-0 水戸商高 時之栖うさぎ島G]

 昨年はBリーグ最下位と苦しんだ水戸商高だが、この日はボールを握り、流動的なパスワークで清水桜が丘高を押し込んだ。そのチームの中心にいたのが、MF増子英利(1年=鹿島アントラーズノルテジュニアユース出身)だ。

「自分は体力とかフィジカルがあまり特長ではないので、気持ちの部分や技術で勝ちたいなと思ってプレーしていました。最初はFWにつけることをイメージして、FWに入るとCBも強く当ててくるので、そこへ当ててサイドに展開したい」と語る増子はスピーディーなパス交換から正確なサイドチェンジを見せるなど存在感ある動き。彼のスペースへ運ぶドリブルや、一本のパスからシュートシーンも生まれていた。

 また、キャプテンマークを巻いたMFは、声でもチームを牽引。「自分は声結構出せる方だと思うし、自分が声を出さないと下向いてしまう場面とかもあるので、自分の声でどれだけ変えられるか」を意識しているという。

 鹿島の育成組織からインターハイ優勝歴を持つ伝統校へ進学した理由は、「伝統あるサッカーだし水商入って、全国に行きたいという目標で来ました」。個人としては常にチームの攻撃をコントロールし、守備でもハード―クできる選手になることが目標。そして近年、選手権から遠ざかっている水戸商を勝つチームに変えることも掲げる。

「(ルーキーリーグでは)まず昇格させたいのがあって、これから選手権とか色々あるので勝てるチームになっていきたい」。チームに影響を与える選手となり、伝統校を勝たせる。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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