大量5発の川崎Fがグループ首位に浮上! 脇坂がスーパーFK弾、小林悠は2発、マルシーニョ&チャナティップが追撃弾

川崎Fが首位浮上

[4.24 ACLグループI第4節 ジョホール 0-5 川崎F ジョホールバル]

　AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は24日、グループリーグ第4節を行った。川崎フロンターレはジョホール(マレーシア)と対戦し、川崎Fは5-0で勝利。グループIの首位に浮上した。

　22日の対戦ではスコアレスドローに終わったジョホールとの再戦。川崎Fは4-2-3-1の布陣を敷く。GKチョン・ソンリョンに、4バックは右からDF山根視来、DF谷口彰悟、DF車屋紳太郎、MF佐々木旭が並ぶ。ボランチ2枚はMF橘田健人とMFチャナティップ。2列目は右からMF家長昭博、MF脇坂泰斗、FW宮城天を起用した。1トップにはFW小林悠となった。

　前節の接戦から打って変わって、今節は序盤から川崎Fが連続得点。前半13分、脇坂がPA手前のFKを直接沈めて先制点を挙げると、同31分には華麗なパスワークから追加点。山根からパスを受けた右サイドの家長がPA手前にパスを送る。脇坂はワンタッチでPA右のスペースへ。走り込んだ山根がノーマークで中央に折り返すと、最後は小林がワンタッチ。2-0と点差を広げた。

　さらに前半43分、川崎Fが勝利に近づく3点目。右サイドの山根が家長との好連係ワンツーパスで右サイドを突破する。右足のクロスでPA中央に飛ばし、最後は再び小林。ワンタッチでゴールに流し込み、3-0とした。

　前半を3点差で折り返した川崎Fは、後半もリードを守る。後半14分には宮城を下げてFWマルシーニョを投入。さらに久々の実戦となった家長も下がり、FW知念慶が入った。同32分には脇坂と橘田に代えて、MF小塚和季とMF塚川孝輝が出場した。

　川崎Fは後半37分に勝利を決定づける。チャナティップがドリブルでPA手前まで運び、PA左にパス。待ち構えたマルシーニョが冷静に右足シュートを放ち、4点目を挙げた。

　後半42分には車屋に代わり、MF山村和也が出場。直後には敵陣PA内で波状攻撃を浴びせ、最後はチャナティップがダメ押しの5点目を挙げた。試合巧者となった川崎Fがそのまま5-0で勝利。グループリーグ首位のジョホールを抜き、グループ首位に立った。
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