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[MOM3809]成立学園MF陣田成琉(3年)_久々のゴールで役割を再確認。ゼブラ軍団の司令塔は結果にこだわる1年を誓う

ゲキサカ / 2022年4月25日 7時13分

 一見クールに映るが、秘めた情熱は比較的表に出てくるタイプ。本人にもその自覚はあるらしい。「実は結構短気というか、試合中は熱くなってしまうんです。練習からそういうことは言われているんですけど、それが良い方向に行けばチームも良くなると思うので、自分をコントロールしてチームを良い方向に持っていけるような選手になりたいですね。もっと自分が中心になれるように頑張ります」。アタッカーはそのぐらいの方が頼もしい。

 中学時代は横浜F・マリノスジュニアユース追浜でプレー。ユースへの昇格は見送られたが、それならばと学んできたスタイルを継続して発揮できるチームでのプレーを志し、成立学園の門を叩いた。

「元々パスサッカーをやりたかったんです。高校だと結構蹴ってしまうことも多いと思うんですけど、それでもずっと繋いでいる成立のスタイルを見て、入りたいなと思いましたし、練習会に来た時にもプロになった吉長真優(ジュビロ磐田)くんが本当に上手くて、自分も『そこを目指して頑張りたいな』と思って決めました。ユースに上がった選手以外にも他の高校に行って活躍している仲間もいるので、そういうヤツらには負けたくないですね」。

 このチームではっきりとした結果を出すことが、自分のキャリアを切り拓いていくことも認識済み。その上で掲げる目標であれば、それが高過ぎるということは決してない。「今年は東京の大会を全部獲って、全国で戦えるチームになりたいですし、個人としてはプロに行きたいので、それを目指して頑張ります」。

 17年ぶりとなる冬の全国出場を期す成立学園復権のキーマン。何よりもゴールを一番に考える陣田のパフォーマンスが、ゼブラ軍団の行き先を明るく照らしていく。

(取材・文 土屋雅史)

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