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欧州視察中にコロナ感染…森保監督が無事報告「日本も早くこうなればいいなと感じた」

ゲキサカ / 2022年4月28日 13時21分

 その上で森保監督は、新型コロナウイルスへの対応に尽力する医療従事者やエッセンシャルワーカーへの配慮を強調しつつ、日本でもコロナ禍以前の日常生活が戻ってくることを待ち望んだ。

「医療従事者やエッセンシャルワーカーにご迷惑をかけてはいけないというのは全世界同じことだと思うし、コロナでお亡くなりになった方々、コロナの影響で大変な思いをしている方々がいる中で、その方々への配慮を忘れてはいけないとは思うが、コロナの制限によって苦しんでおられる方々もいて、コロナ直接ではなく制限によって体調を崩したり、病気になる方もいる。また学生など若い人たちが大人になるための大切な経験の場がたくさん失われている中、日常生活をより普通に持っていくことで、社会の機能であったり、人々の成長、日々の健康を維持していこうというところはヨーロッパのほうがより大きいと感じる。コロナと一線を引くのではなく共存しながら、とくにワクチンを打っているのなら普通に生活していこうというのは日本との違いを感じた」

「私自身の考えとしても、政府の皆さん、地方行政の皆さん、エッセンシャルワーカーの皆さんがコロナ対策に尽力してくださっていること、コロナで苦しんでいる方への配慮も忘れてはいけないが、制限の中で苦しんでいる方々、企業や、事業者、飲食従事者の皆さん、そして大人になるための貴重な経験を失っている若い人々の立場にも立って、自然な生活を送れるようにサポートしていきたいとヨーロッパに行って感じた。無謀なことはやってはいけないと思うが、次のフェーズに入っているということはヨーロッパに行ってすごく感じたし、日本も早くこうなればいいなと感じました」

 そうした中、日本代表は6月に国際Aマッチ4試合を予定している。2日に札幌ドームでパラグアイと対戦した後、6日には新国立競技場での初の代表戦としてFIFAランキング1位のブラジル代表を迎え撃つ。詳細な観戦ルールは今後発表される予定だが、森保監督は「声援がすごく大きな力になる。ブラジル戦で満員の観客の中でプレーしたいし、サポーターの皆さんの声に後押ししてもらいながら勝利に向けて挑めればすごくうれしい」と述べ、ヨーロッパ同様の“声出し解禁”をあらためて望んでいた。

(取材・文 竹内達也)
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