[MOM3819]帝京DF大田知輝(3年)_前節4失点の反省活かし、的確な声と動きで完封勝利
ゲキサカ / 2022年4月29日 20時54分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.29 高円宮杯プリンスリーグ関東1部第5節 西武台高 0-2 帝京高 西武台高校第2G]
最近2試合で7失点を喫していた帝京高だが、立て直して無失点。DFリーダーのCB大田知輝(3年=FC東京U-15深川出身)は「失点してもおかしくなうようなプレーはたくさんあった」と首を振ったものの、無失点での白星を素直に喜んでいた。
「西武台は前に強いと感じていたので、まず失点しないということと、ロングボールに対してのライン管理とかを意識していました」という。また、クロスからの得点を特長とする相手のパスコースを切ること、絶対に先に触ることを意識したポジショニング。FW早川隼平(2年)一人に4得点を奪われた前節・浦和ユース戦(4月17日。第4節は延期)から修正したことも結果に繋げた。
浦和ユース戦は奪いに行くのか、陣形を整えるのかのコーチングが曖昧に。細かなズレを突かれ、チャンスを作り出されてしまっていた。この日は後方からチームをまとめ、攻撃的なスタイルの帝京のDFとして意識しているビルドアップの部分でも相手との差を作り出すことに成功。その大田を日比威監督も高く評価していた。
ボランチを本職としてきたが、昨年からはCBとして重宝され、最終学年を迎えている。「自分の思うように仲間を動かしてボールを獲るということが楽しいです」。CBの経験を重ねるに連れて、このポジションの楽しさ、そして責任の重さを実感。突き詰めて、簡単に失点しないことや、勝利に繋げることを目標にプレーしている。
「(帝京は、)守備に関しては良くなって来ているけれど、個人だけじゃできない。自分が制限して仲間に奪ってもらったり、自分が奪うことが狙いなので突き詰めていきたい。CBとしてチームをまとめるということと、練習からチームを引っ張って行って、より成長して、チームを良い方向に持っていけるようにしていきたい」。最終ラインの要に成長したCBが、強い責任感を持って名門のゴールを守り抜く。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
●高円宮杯プリンスリーグ2022特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[プリンスリーグ関東1部]首位・東京Vユースが6発快勝で無敗キープ…桐蔭学園&鹿島学園も白星:第9節
ゲキサカ / 2024年7月6日 19時47分
-
悪い流れの中でPKセーブ。ベンチでも前向きに成長してきた帝京GK大橋藍が目標の「チームを救えるセーブ」
ゲキサカ / 2024年7月1日 19時8分
-
栃木U-18は“栃木らしく”初のプリンス関東1部でチャレンジ。ゲーム主将MF石関琉ら3年生は「もっと姿で」示し、後輩に繋げる
ゲキサカ / 2024年7月1日 8時24分
-
冷静に自分たちの良さ出した後半に4発。帝京が積極スタイルの栃木U-18を突き放して2連勝
ゲキサカ / 2024年7月1日 4時6分
-
公立の伝統校・前橋商が無敗首位相手に健闘。支援も後押しに初のプリンス関東で成長を続ける
ゲキサカ / 2024年6月24日 13時39分
ランキング
-
1篠原信一が「銀」に泣いたシドニー五輪「世紀の誤審」から24年 柔道界の鉄人が指摘する「国際試合ならでは」の事情
NEWSポストセブン / 2024年7月23日 11時15分
-
2《性的暴行で逮捕》佐野海舟容疑者、オンラインサロン上に“新規メッセージ”でファンが騒然「僕はひたすら待ち続けます」
NEWSポストセブン / 2024年7月23日 11時15分
-
3巨人・坂本勇人「一軍に居場所なし」…球宴前最終戦は出番なし、後半戦は二軍で“塩漬け”も
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月23日 6時12分
-
4トロント地元紙 菊池雄星はトレード濃厚と報道「来週以降もブルージェイズで投球する可能性はゼロに近い」
スポニチアネックス / 2024年7月23日 10時10分
-
5甲子園に18年ぶり「斎藤佑樹」!宮城・聖和学園が初V 「ハンカチ王子」優勝翌年に生まれた同姓同名投手
スポニチアネックス / 2024年7月23日 13時27分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)